内容説明
「人間は、一日に一度を開くべきだ。雑誌じゃなく、本を読むべきだよ」との教えを守る読書家の著者が文学や自然科学など、さまざまな「本」のエッセッスを引き出して読書世界を広げる随想集。
目次
建築をめぐる不思議な話
触角が行きわたった文壇史
素敵に面白い話が詰っている本
本に親しむ本質を教えられる
短編小説の「珠玉性」を掘り起こす
素晴らしい随筆集
温かく伝わってくる美と歴史
靴にもこんな歴史が…
面白うてやがて悲しき…
人間の温かみを感じる本
心にメルヘンを持ちつづけている人
感銘深いロマネスク〔ほか〕