カント節

カント節

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  • サイズ B6判/ページ数 225p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784828821559
  • NDC分類 913.6

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

午後

3
映画館に通い、その行き帰りの電車の中で鞄に詰め込んだカントやスピノザ、ブーバーなどを読み、考える。数々の哲学書の引用に対するコミさんの飄々とした語り口は、それらの議論に軽みを与えたり、理解の助けになるわけでもなく、ピント外れのとぼけたツッコミでそれらを無化して尻切れトンボで終わることの繰り返しであるように見える。彼は決して哲学をしているのではなく、あくまでわからなさに留まろうとする。わかりそうになってしまったときに、どうすればわからなさに踏みとどまることができるか、ということに腐心しているように見える。2020/08/05

hirom

3
何かを読んでいて田中小実昌の本書に行き当たった。哲学書より哲学している面白い本というような紹介で本書の名前を記憶した。Amazonで買うにはもったいなかったので市立図書館で検索し借りてきた。著者は東大哲学科中退で父は牧師だったことを知った。無頼な人らしく飄々とした筆の運びが気楽に読めた。中身はいろいろな哲学書からの引用が散らばり、目を通したが勿論理解は届かない。一つためになったのは著者はカントの純粋理性批判やスピノザのエチカを持ち歩いて暇な時に読んでいたという事だ。そういう読み方もあるのだ。2017/06/08

borug

2
哲学小説らしいけど引用と感想の読書メモのような感じがする。難しいけど「なかなか理解できなくても、けっして複雑なものではない」という言葉を補助輪にして繰り返し読んでるとなんかおもしろそうなのが見えてきそうな気がする。2014/08/05

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