内容説明
『南仏プロヴァンスの12か月』のピーター・メイルが友人たちとつくった絵本。美しすぎたために、あるいは、ちょっとおおらかすぎたために絶滅してしまった楽園の動物たちへの思いをこめて。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
13
大英自然史博物館展で彼らに会ったので、本棚からこの本を♪ ■モーリシャス島のドードー(鳥)、キューバのミイロコンゴウ(インコ)、アフリカ南部のクアッガ(シマウマが、しましまのパジャマのズボンを履き忘れたような!)など、人間が絶滅させてしまった生き物 16種を、鮮やかで繊細な美しいイラストと 簡潔で親しみやすい文で紹介する本です。切ないなぁ。。■もしもドードーが生きていたら、ハシビロセンパイの様に、動物園や あるいはペットとして人気が出たかしら。なんてね。(1981年。日本語版 1982年、1995年再版)2017/06/06
りるふぃー
7
神話の世界に出てきそうな、美しい動物や鳥達の絵。 何年か前にテレビで、北極グマが息も絶え絶えに さまよっている姿をみた。絶滅危惧種は 数限りない。人間の欲は本当におそろしい。欲のままに生きてはいけないと思う。2017/08/09
アメミヤミク
5
きめ細やかで鮮やかに描かれた動物は、今はもう見られない人間によって絶滅に追いやられたものたち。添えられる文章はその動物の特徴と魅力を愛に満ちて綴り、そして如何に消えていったのかと結ぶ事で一節ごとに切なさと物哀しさとやるせなさを残す。古い博物図鑑のような緻密でリアルで活き活きと描かれたイラストには遊び心も添えられていてどの動物たちも愛しくてしょうがない。絶滅という問題について優しく確かに導く一冊。2017/06/29
なーり
1
子供が「この本イライラする!」。絶滅に追い込む人間の様子に腹を立てたみたい。絵はとてもキレイなんですけどね。2011/04/05
pin
1
何度も読みました。絶版です。絶滅した動物達を紹介した絵本です。鮮やかな色が子どもたちにも人気です。2008/09/03
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- 和書
- 墨で描く基本