内容説明
ハイビジョン、BS/CS‐TV、PCM、データ放送…。「進化していくメディア」の未来像をさぐる。
目次
ハイ・イメージをめぐって
1 STUDY編(ハイ・イメージの時代へ;TVメディアが世界を動かす―技術革新による「表現の自由」拡大;ハイビジョンが作り出す〈物語〉の再生;記憶とまなざしの編集装置としての電子テクノロジー;ハイパー・メディアとしてのハイビジョン;80年代~90年代、イメージ気象の潮流のなかでのハイビジョンの位置)
2 VISION編(2020年、電子映像メディアは、こう変わる;満足をマーケティングするJSBペイTV戦略;ファンタジーは未来を拓く―私のソフト哲学;セント・ギガ、そのメディア戦略と哲学;ハイビジョン、マルチ・メディア展開の未来;ハイビジョン普及の「点」「線」「面」)
3 CREATION編(幾何学的思考が、イメージの新しい領域を拓く;ハイ・リゾリューション時代の映像表現へ;イメージは風景である―体験的イメージ論;重厚長大クリエイティヴを考える;錆びた鉄は未来を体現している;ヒトの文化の新しいベクトルが生まれる;イマジネーションを装置化するイメージ・プロセッシング;情報生態系のなかでのリアリティの変容とメディア・アートの最前線をめぐって)