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出版社内容情報
「靖国神社を語ることは、日本の未来を語ること。」
戦後80年の節目に、歴史の誤解を解き、慰霊と顕彰の本質を見つめ直す。曽祖父・東條英機をもつ著者と歴史研究者が語り尽くす、新しい世代のための靖國論。
戦後80年を迎えた令和の日本。戦争を知らない世代が主流となる今、私たちは「祀ること」「記憶すること」の意味をあらためて問い直す必要があります。
曽祖父・東條英機をもつ東條英利氏と、近代政治外交史を専門とする久野潤氏が、靖國神社の歴史・思想・誤解・未来を縦横無尽に語り合った本書は、イデオロギーに偏らない“今こそ読むべき靖國本”。
戦争の記憶が風化する時代において、英霊とは何か、慰霊とは何か、そして日本人の心の拠り所とは何かを、若い世代にもわかりやすく伝えます。「靖国神社を語ることは、日本の未来を語ること」――その想いが一冊に凝縮された、静かに心を揺さぶる対話録です。
靖國神社は一般的な神社と何が違うのか?/「慰霊顕彰」はグローバルスタンダードな感情/ジョン・レノンも参拝した靖國神社/神道が〝宗教?という枠組みから抜け出すことは可能か?/「みたままつり」が繋いだ日本人の慰霊心/靖國神社の国際問題~小泉首相の参拝~/東條英機「幻の遺書」に書かれた真実/東條英機のひ孫だからできること、HOPE80
【目次】
まえがき
第1章 なぜ今、靖國神社を語るのか?
第2章 現在地を知る
第3章 靖國の英霊
第4章 靖國神社の歴史を知ることは、わが国の近代史を知ること
第5章 戦後の靖國、これからの靖國
あとがき
内容説明
東條英機のひ孫×近代史学者が語る「慰霊」と「顕彰」の150年。「英霊」とはいかなる存在か?トランプ大統領が〓國神社を参拝する日は来るのか?
目次
第1章 なぜ今、〓國神社を語るのか?(〓國神社とのご縁~曽祖父が東條英機~;日本人の心にある〓國 ほか)
第2章 現在地を知る(〓國神社はどう思われているのか 大学生60人に聞いてみた、〓國神社のイメージ;戦争犯罪者のお墓? ほか)
第3章 〓國の英霊(「英霊」とはなんですか?〓國神社に祀られている「英霊」は軍人だけではない ほか)
第4章 〓國神社の歴史を知ることは、わが国の近代史を知ること(〓國神社創立の歴史;「東京招魂社」から「〓國神社」へ、大村益次郎像の謎 ほか)
第5章 戦後の〓國、これからの〓國(なぜ〓國神社は“靖国問題”となるのか?;〓國神社の国際問題~中曽根首相の参拝と不参拝~ ほか)
著者等紹介
東條英利[トウジョウヒデトシ]
昭和47(1972)年生まれ。神社文化評論家。第40代内閣総理大臣東條英機の直系の曾孫。全国神社情報ポータルサイト「神社人」主宰。一般社団法人国際教養振興協会 代表理事。関西学院大学国際教育・協力センター非常勤講師。日本人の基礎教養力向上を目的とした勉強会、講演活動や執筆活動のほか、主宰する勉強会は東京・大阪・神戸・名古屋で毎月開催中。平成24(2012)年から始めた「しめ縄プロジェクト」は毎年全国各地で開催し、米国、メキシコ、タイといった海外でも展開。令和6(2024)年には、その開催規模は全国70会場以上、約5,000名の動員に及んでいる
久野潤[クノジュン]
昭和55(1980)年大阪府生まれ。日本経済大学准教授。慶應義塾大学総合政策学部卒業、京都大学大学院法学研究科国際公共政策専攻修了。近代政治外交史研究のかたわら、全国で神社調査や戦争経験者取材を行う。大阪国際大学・皇學館大學・名城大学の各非常勤講師、大阪観光大学専任講師を経て、令和4(2022)年より現職。顕彰史研究会代表幹事。令和7年より産経新聞本紙「正論」欄執筆メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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えいちゃん