出版社内容情報
40代、50代はまだ老いてはいないが若いとも言えない。
これから老いるという意味で「未老の世代」と呼べるだろう。
老いの手前にいる人に、上手に「老いる」秘訣を紹介する。
内容説明
医師が見つめた麗しき老人たちの生活と意見。人生100年時代を生きるためのヒント。
目次
第1章 「老人デイケア」事始め
第2章 老いの不思議世界
第3章 90歳のアイドルたち
第4章 老人介護の裏ワザ
第5章 介護保険で何ができる?
第6章 「医療幻想」は不幸のもと
第7章 老人介護はみんなの問題
第8章 あらまほしき老人たち
著者等紹介
久坂部羊[クサカベヨウ]
1955年、大阪生まれ。医師・作家。大阪大学医学部卒業。2003年、小説『廃用身』でデビュー。2014年、『悪医』で第3回日本医療小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/4bcfffe6-03ac-482d-9737-2f2d7acdd8ea 2025/06/22
津見佐飛
0
2002年出版された新装版。当時から23年経った2025年現在、介護の規模、充実度、受け入れ対応の進歩……など、介護士不足などの問題はあるにせよ、高齢化が爆速するに連れて介護体制はかつてより劇的に整って来た、と思う。それでも、「人が老いる」と言う現象自体はいつの時代も不変なのかな、と考えさせられるものでした。久坂部さんは、老いに対して綺麗事だけでは済ませす、いつもネガティブで目を背けたい現実も真っ向から書いてくれるんですよね。2025/07/02
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