「文明の衝突」が生み出す世界史―日本人が知らない! 人類5000年の歴史から国際情勢の深層を読み解く

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「文明の衝突」が生み出す世界史―日本人が知らない! 人類5000年の歴史から国際情勢の深層を読み解く

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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784828426921
  • NDC分類 209
  • Cコード C0022

出版社内容情報

人類5000年の歴史から国際情勢の真相を読み解く!
異色の予備校講師による白熱の「対談講義」

★中華文明VSインド文明の東南アジア
★アジア文明における日本文明の立ち位置
★西欧文明VS遊牧文明のロシア・ユーラシア
現在進行形の「対立」を分析、近未来を洞察する!

中国の朝貢冊封体制を脱した日本文明/儒学の理想は日本で体現され、中国では真逆が行われている/日本文明と中華文明の狭間に存在する台湾/扶南、チャンパーが東南アジアの中華文明圏化を防いでいた/神を信じるインド人と「この世」しかない中国人/ヒンドゥー文明圏とイスラム文明圏の対立/キリスト教は、多神教化されたユダヤ教/十字軍を行うほどグローバルなカトリック、そうでない正教/なぜラテンアメリカ諸国は「第3の白人文明圏」となったのか/アメリカの「マニフェスト・ディスティニー(明白なる使命)」

内容説明

教科書には書かれていない民族と宗教のドラマ!中華文明VSインド文明の東南アジア。アジア文明における日本文明の立ち位置。西欧文明VS遊牧文明のロシア・ユーラシア。現在進行形の「対立」を分析、近未来を洞察する!異色の予備校講師による白熱の「対談講義」。

目次

第1章 日本文明VS中華文明(文明がある限り世界は争いが絶えない;「信仰」が「宗教」に変わる境目とは ほか)
第2章 中華文明VSインド文明・チベット文明(ヒマラヤ山脈とチベット高原で隔絶された中国文明とインド文明;ベトナム南部は中華文明圏に入っていない ほか)
第3章 キリスト教文明圏VSイスラム文明圏(キリスト教は、多神教化されたユダヤ教;なぜエジプトは、キリスト教文明をあっさり捨てたのか ほか)
第4章 西欧文明VS東欧文明(スラヴ文明)(ヨーロッパの三つの文明系統;交易がふるわず、貧しいままだったスラヴ圏 ほか)
第5章 中南米文明、アメリカ文明VS日本文明(なぜ、わずかのスペイン人がアステカ王国、インカ帝国を滅ぼせたのか?;スペイン人がアステカとインカで行った「人種改良」政策 ほか)

著者等紹介

茂木誠[モギマコト]
ノンフィクション作家、予備校講師、歴史系YouTuber。駿台予備学校、ZEN Study(旧N予備校)で世界史担当。YouTubeもぎせかチャンネルは登録者20万人

宇山卓栄[ウヤマタクエイ]
1975年、大阪生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。代々木ゼミナール世界史科講師を務め、著作家。テレビ、ラジオ、雑誌、ネットなど各メディアで、時事問題を歴史の視点でわかりやすく解説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ta_chanko

25
中華・インド・イラン・トルコ・アラブ・西欧・東欧、そして日本などの文明は長い歴史の中で培われてきたもの。グローバル化がすすむ現代においても、その差異はそう簡単に乗り越えられるものではない。現在もウクライナやガザで戦争が続いているだけでなく、世界各地で紛争が絶えない。その主な要因は文明の衝突。宗教・宗派・民族・言語・生活習慣・家族構造などの違いが、乗り越えられない壁となっている。2025/03/15

tomo

16
☆☆☆☆☆ なんでイランはイスラム教社会で少数のシーア派なのか。偉大だけどイスラム帝国に滅ぼされた、ササン朝ペルシャの血を引くイマーム(指導者)を推戴するシーア派を選んだという話しに納得。もともと浅黒い肌のセム系アラブ人を下に見ていたインド・ヨーロッパ語族系のイラン人が、イスラム帝国に滅ぼされたササン朝ペルシャをずっと引きずっている…民族の歴史は難しい。 対談:つまり会話でこれだけの話しができるって、凄まじい知識量だ。2025/03/02

九曜紋

14
フランシス・フクヤマは東西冷戦の終結をもって「歴史の終わり」を著したが、その歴史観は必ずしも妥当せず、サミュエル・ハンティントンの「文明の衝突」史観に取って代わられていく。今の世界情勢はまさに文明の衝突そのものだ。本書は予備校講師の二人が対談形式で進めていくが、その知識量、見識に驚く。世界史は単に時系列に事件を追っていくのではなく、地理、言語、宗教、民族など複合要因を総合的かつ俯瞰的に学ぶ必要性を痛感する。ジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」を含め、言及されている書籍は既読だが、折を見て再読したい。2025/01/31

TheWho

9
異色の世界史予備校講師両氏のYoutube番組にて解説されていた両氏の著作で、ハンチントンが提唱した世界九大文明の「文明の衝突」が世界史を醸し現代の国際情勢を読み解く対談集。特にハンチントンが云う中華文明とも西欧文明らの他の八大文明と異なる日本文明の独自性を言及しながらも現代の日本の有様を憂いている愛国者としての一面も伺える。また中華文明と日本文明、キリスト教文明とイスラム教文明、西欧文明と東欧文明等との対立の歴史構造が現在進行形のウクライナ紛争やガザ紛争等を鋭く洞察している興味深い一冊です。2025/03/05

RX93

5
文明間でせめぎ合う「断層」的な場所:コーカサス、ウクライナ、インドシナ。その中でも活断層的な所と、落ち着いている所(中央アジアや印-パ)▼ウクライナ:(ロシア)正教+カトリック+コサック(テュルク)▼イラン-アラブ間も小断層?▼異質な飛び地:ハンガリー、フィンランド、タジキスタン、レバノン▼遊牧民にとっての欧州の入口:ウィーン▼山岳地はマイノリティの避難地▼農業→組織力→国家。交易では組織・まとまりは生まれない(アラブ)▼言語と建国の神話が民族の一体感に▼土地を持てない民族は生きるために商売や金融に活路 2025/03/07

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