自民党崩壊―「維新」は天下を盗れるか

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自民党崩壊―「維新」は天下を盗れるか

  • 乾 正人【著】
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  • ビジネス社(2024/02発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784828425917
  • NDC分類 315.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

なぜ「清和会」は狙われたのか?
出でよ、日本の安全と国益を守る「シン保守党」!

安倍元首相の国家観と戦略を、誰が引き継ぐのか?
「維新」は天下を盗れるか

―――――――――――
自民党が、崩壊しつつある。昭和30(1955)年の結党以来、
自民党は過去何度も危機的状況に陥ったが、今回ばかりは、
危機の度合いが違う。日本の保守政治そのものが、大きな転換点を
迎えているのだ。「安倍晋三」にとって代わる政治家も政治勢力も
左右ともに、いまだ台頭していない。政界は、先の見えない
真っ暗なトンネルに迷い込んでしまったのである。――本文より要約
―――――――――――

「大阪活性化モデル」は
日本全体に通用するのか?
日本維新の会の力量と課題を徹底分析。


最大派閥・安倍派の「裏金問題」が自民党を揺るがせている。これまで、後継者が決まらずゴタゴタが続いていた安倍派(清和会)。一枚岩ではなかったが、今回の裏金問題で、分裂と崩壊が始まる。これを奇禍として、安倍元首相と強いパイプを持っていた日本維新の会が、安倍氏の後継者たる「シン保守派」をアピールし、2024年の総選挙で大躍進を図ろうとしている。本書では、安倍派と自民党の崩壊予測図を明示し、維新が躍進する物語を描き出す。総選挙後の日本を大胆に予測する。

内容説明

「大阪活性化モデル」は日本全体に通用するのか?日本維新の会の力量と課題を徹底分析。

目次

プロローグ 三度目の下野を余儀なくされる自民党
第1章 三度死んだ維新
第2章 なぜ関西で維新は強いのか
第3章 清和会の栄光と悲劇
第4章 「第二自民党」天下を狙う
第5章 どこへ行く維新(藤田幹事長インタビュー)

著者等紹介

乾正人[イヌイマサト]
1962年、兵庫県神戸市生まれ。筑波大学比較文化学類卒業、1986年4月、産経新聞社入社。新潟支局、整理部、政治部などを経て政治部長。その後、編集局長、論説委員長を経て、現在、上席論説委員兼特別記者兼コラムニスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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古本虫がさまよう

3
パーティー収入不記載事件は、リクルート事件以来の不祥事であり、自民党崩壊の危機だと乾氏は指摘。その自民党にとって変わる政党として考えられるのは「維新」だとみなし、その成立から今日に至るまでの歩みを振り返っている。 維新関係者自ら「第二自民党」を自認したり、維新の「維新八策」は、「安倍イズム」を継承するところも多々あるとの解説もされている。ほかにも「清貧福田赳夫」のエピソードやら政界裏話なども豊富だ。生きた日本政治史の一端を学べる好著。 2024/01/23

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