出版社内容情報
なぜ「清和会」は狙われたのか?
出でよ、日本の安全と国益を守る「シン保守党」!
安倍元首相の国家観と戦略を、誰が引き継ぐのか?
「維新」は天下を盗れるか
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自民党が、崩壊しつつある。昭和30(1955)年の結党以来、
自民党は過去何度も危機的状況に陥ったが、今回ばかりは、
危機の度合いが違う。日本の保守政治そのものが、大きな転換点を
迎えているのだ。「安倍晋三」にとって代わる政治家も政治勢力も
左右ともに、いまだ台頭していない。政界は、先の見えない
真っ暗なトンネルに迷い込んでしまったのである。――本文より要約
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「大阪活性化モデル」は
日本全体に通用するのか?
日本維新の会の力量と課題を徹底分析。
最大派閥・安倍派の「裏金問題」が自民党を揺るがせている。これまで、後継者が決まらずゴタゴタが続いていた安倍派(清和会)。一枚岩ではなかったが、今回の裏金問題で、分裂と崩壊が始まる。これを奇禍として、安倍元首相と強いパイプを持っていた日本維新の会が、安倍氏の後継者たる「シン保守派」をアピールし、2024年の総選挙で大躍進を図ろうとしている。本書では、安倍派と自民党の崩壊予測図を明示し、維新が躍進する物語を描き出す。総選挙後の日本を大胆に予測する。
内容説明
「大阪活性化モデル」は日本全体に通用するのか?日本維新の会の力量と課題を徹底分析。
目次
プロローグ 三度目の下野を余儀なくされる自民党
第1章 三度死んだ維新
第2章 なぜ関西で維新は強いのか
第3章 清和会の栄光と悲劇
第4章 「第二自民党」天下を狙う
第5章 どこへ行く維新(藤田幹事長インタビュー)
著者等紹介
乾正人[イヌイマサト]
1962年、兵庫県神戸市生まれ。筑波大学比較文化学類卒業、1986年4月、産経新聞社入社。新潟支局、整理部、政治部などを経て政治部長。その後、編集局長、論説委員長を経て、現在、上席論説委員兼特別記者兼コラムニスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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