武器としてのエネルギー地政学

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武器としてのエネルギー地政学

  • 岩瀬 昇【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784828424705
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

小泉悠氏推薦!
エネルギーという「もう1つの戦場」を紐解く書


2030年、石油・ガス・脱炭素覇権の真実

アメリカ、中国、ロシア、中東――
資源大国の野望と排出量ゼロの実態
そして「持たざる国」日本の未来とは?

私たちが、度重なる電力不足、高止まりするガソリン価格、
そして急騰する光熱費に悩まされるようになった本当の理由は何なのか?
あまりにも身近にあるのに、あまりにもよくわからない「エネルギーの超基本」を
第一人者が徹底解説!

―――――――――――――――――――――――――――
1.「プーチンの戦争」で激変したエネルギー地政学
2.「環境先進国」ヨーロッパの理想と限界
3.「世界最大の産油国」アメリカの次なる野望
4.「エネルギー百年の計」を着実に進めるしたたかな中国
5.脱石油を目指す「中東の雄」サウジアラビアの復権
6.世界の未来を変える「グリーン政策」の光と影
7.「持たざる国」日本の進むべき道
―――――――――――――――――――――――――――

「プーチンの戦争」は、「平時はコモデティ」であるエネルギーが「有事は戦略物資」となることを、
私たちにまざまざと見せつけているといえることだろう。
ヨーロッパのみならず世界中が、エネルギー価格の高騰に見舞われ「量」の確保に奔走している。
はたして、これからどうなるのだろうか?――「はじめに」より

内容説明

私たちが、度重なる電力不足、高止まりするガソリン価格、そして急騰する光熱費に悩まされるようになった本当の理由は何なのか?あまりにも身近にあるのに、あまりにもよくわからない「エネルギーの超基本」を第一人者が徹底解説!アメリカ、中国、ロシア、中東―資源大国の野望と排出量ゼロの実態そして「持たざる国」日本の未来とは?

目次

第1章 「プーチンの戦争」で激変したエネルギー地政学
第2章 「環境先進国」ヨーロッパの理想と限界
第3章 「世界最大の産油国」アメリカの次なる野望
第4章 「エネルギー百年の計」を着実に進めるしたたかな中国
第5章 脱石油を目指す「中東の雄」サウジアラビアの復権
第6章 世界の未来を変える「グリーン政策」の光と影
第7章 「持たざる国」日本の進むべき道

著者等紹介

岩瀬昇[イワセノボル]
1948年、埼玉県生まれ。埼玉県立浦和高等学校、東京大学法学部卒業。1971年、三井物産に入社後、2002年より三井石油開発に出向、10年より常務執行役員、12年より顧問、14年6月に退任。三井物産に入社以来、香港、台湾、二度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクでの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。現在は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」の代表世話人として後進の育成、講演・執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

126
知ったかぶりの浅知恵でエネルギーを語る人が多い中で、三井物産で事業に精通された著者の情報と見識には強い信頼感がある。エネルギー屋のバイブルであるBP統計集やIEAのWEOを駆使しているのもプロの仕事である。「ロシア産ガスが石油価格リンクだったら、プーチンはエネルギー戦争を仕掛けられなかった」には賛成しかねるが、中国のエネルギー発展5か年計画の優秀さや、エネルギーにおける非電力の重要性(全体の3/4)などの指摘は、正に我が意を得たりである。ただ、これだけの著者が、原子力の可否に全く言及しないのは何故?2023/02/09

紙狸

23
2022年末に刊行。筆者は1971年に三井物産に入社し、長年エネルギー関連に従事した。現在は「エネルギーアナリスト」。ロシアによるウクライナ侵攻によって激変したエネルギー事情を、国・地域ごとに見ていく。個人的に参考になったのは欧州に関する考察だ。安価なロシア産ガスの存在を前提にEU当局が「ガスの市場化、自由化を急ぎすぎた」ことが危機深刻化の要因。天然ガスは石油と違い、地域によって価格の動きがばらばら。いいかえると世界的な市場がないーという指摘も。原子力発電についての筆者の意見がないのは物足りない。2022/12/30

black_black

15
石油・ガスを中心としたエネルギーに関する世界情勢を解説。中国やサウジのエネルギー政策や思惑に関する記述は興味深いものが多かった。 それにしても本書、大変読みづらい。回りくどさと文章の端々から垣間見える自身のキャリアを含めたマウント感が色濃い。著者は何冊か書いているようだけど、編集者の仕事ぶりにも疑問を感じるほど、全体の構成や文章はかなり残念な部類に入ると感じた。2023/06/05

ahwai55555

8
タイトルほどの迫力はないももの、ロシア、中国、米国などの資源国がエネルギー資源を武器として国家間の関係で有利な立場を築いていることが改めてわかった。反面、地球温暖化を背景としたカーボンオフセットの流れも着実に進んでいる中で、中国がかしこく計画的に移行を進めていることはうらやましい限りだ。日本はこの分野でも本質的な議論を避ける小手先の対応ばかりのようだ。将来に大きな負債を残すのを放置するのは現役世代として申し訳ないとは思うが。2024/01/11

朝ですよね

8
著者が商社出身ということもあり、エネルギーの利用や取引における実態を踏まえた内容が多い。原油と天然ガスは似たものとして扱われる事もあるが、保存や輸送のしやすさ、国際機関の関与、市場の規模などが大きく異なる。日本のエネルギー基本計画は3年単位でこの先30年の抽象的な目標を掲げるものになっており、短期的な数値目標が分かりにくい。中国は基本計画に数値目標を盛り込み、PDCAの枠組みもあるが、実際の政策は強かに進める。ロシアの対応も国際的なレピュテーションリスクを回避するよう注意深く進めている。2023/12/03

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