出版社内容情報
反日で有名な韓国人だが、実は日本よりも中国のほうが大嫌いであり、中国人も同様なのである。中韓は歴史問題だけでなく、嘘や不潔さのフィールドでもシノギを削る。信仰、風習、文学、差別意識、死生観などなど日本人には絶対に理解できない二大反日国家の“古代脳”と不思議な関係を読み解く。
内容説明
反日よりもすごい「嫌韓」と「反中」。日本人から見るとウソつきでドロボウの同じ反日国家中国と韓国がなぜこれほどいがみあっているのか?似て非なる中韓の行動原理を徹底解剖!
目次
はじめに―日本人が知らない韓国の「反中」と中国の「嫌韓」
序章 全体主義と闘うための理論武装
第1章 中国が嫌いな韓国人、韓国が嫌いな中国人
第2章 日本人が騙された社会主義国家の正体
第3章 似て非なる中国人と韓国人の行動原理
第4章 儒教・道教よりディープな驚愕の信仰世界
第5章 中韓とリベラルの欺瞞を暴く社会科学
第6章 中国と韓国、先に滅びるのはどっちだ
おわりに―ウクライナより深刻な中国の台湾侵攻
著者等紹介
古田博司[フルタヒロシ]
1953年、横浜市生まれ。慶應義塾大学文学部史学科東洋史学専攻卒業、慶應義塾大学大学院文学研究科東洋史専攻修士課程修了。博士(法学)は政治学の学位。韓国の延世大学・漢陽大学の日本語講師、下関市立大学経済学部専任講師、筑波大学社会科学系助教授を経て、2000年から筑波大学社会科学系教授を務め、2019年に退官、筑波大学名誉教授。2003年から2005年には第1回日韓歴史共同研究委員会委員、2007年から2010年にも第2回日韓歴史共同研究委員会委員を務めた。東洋政治思想史や東アジア歴史人類学、韓国・北朝鮮政治の研究を出発点に、西洋の宗教・哲学を巨視的・独創的視点から考察して定評がある。著書に『東アジアの思想風景』(岩波書店。1999年度、サントリー学芸賞)、『東アジア・イデオロギーを超えて』(新書館。2004年度、読売・吉野作造賞)ほか多数
福島香織[フクシマカオリ]
1967年、奈良市生まれ。大阪大学文学部卒業後、1991年、産経新聞社に入社。上海復旦大学に業務留学後、香港支局長、中国総局(北京)駐在記者、政治部記者などを経て2009年に退社。以降はフリージャーナリストとして月刊誌、週刊誌に寄稿。ラジオ、テレビでのコメンテーターも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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