出版社内容情報
やまと魂(美し国)をつくった思想の系譜
真保守主義のかくも長き不在!
凛とした、この日本人を見よ!!
真保守は死なない!
真保守が現実保守に敗れるというパターンは古代から繰り返されてきた。悲壮な悲劇がつきまとうのが日本史の特色である。しかし当人はこの世から消えても理想は消えない。いずれ理想像を求めて保守思想は復活するのである。(本書より)
内容説明
保守思想研究の第一人者が明かす「情の哲学」。高貴なる敗北、しかし真保守は死なない!真保守が現実保守に敗れるというパターンは古代から繰り返されてきた。悲壮な悲劇がつきまとうのが日本史の特色である。しかし当人はこの世から消えても理想は消えない。いずれ理想像を求めて保守思想は復活するのである。
目次
プロローグ 保守主義とは何か
第1章 「和」を説いた神武肇国の理想、仁徳天皇の徳政、世界史初の十七条憲法
第2章 中世、唐風から国風へ
第3章 戦国時代の保守思想とは?
第4章 江戸時代は保守繚乱
第5章 幕末動乱、百家争鳴
第6章 明治近代化と国風
第7章 大東亜戦争のイデオローグ
第8章 戦後日本を席巻した進歩信仰 これからは反近代、反グローバリズム
エピローグ 保守思想の国際比較
著者等紹介
宮崎正弘[ミヤザキマサヒロ]
昭和21年、金沢市生まれ。早稲田大学英文科中退。「日本学生新聞」編集長などを経て『もう一つの資源戦争』(1982年、講談社)で論壇へ。以後、作家、評論家として多彩な執筆活動を続ける。中国問題、国際経済、米国情勢にも詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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