「言葉が殺される国」で起きている残酷な真実―中国共産党が犯した許されざる大罪

個数:

「言葉が殺される国」で起きている残酷な真実―中国共産党が犯した許されざる大罪

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月29日 08時17分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784828423029
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0098

内容説明

このままでは、日本人も「共犯者」に!共産中国に背を向けた芥川賞作家と中国文学者が全体主義の悪魔的な本質を徹底分析!

目次

序章 呪縛の原点となった「赤い真実」―私たちは、なぜ“共産中国”に背を向けたのか?(五歳でマイナス三〇度の極寒地へ下放;私の体をかすめた銃弾 ほか)
第1章 言葉を殺した「加害者」に従うという不幸―すべてが政治の道具と化す“洗脳ファースト社会”(私たちは、自由が圧殺されてきた「生きた証拠」;共産党が作り上げた文豪魯迅という「最も紅い太陽」)
第2章 悪事の巧みな「書き換え」、そして過去の「正当化」―家畜化された“ブタ”としての中国人民(ブタは野生のイノシシのことがわからない;世界のあちこちで起きている「見ないふり」;なぜ村上春樹でなく莫言がノーベル文学賞を受賞したのか?)
第3章 「敦煌」と「シルクロード」という幻想―知らず知らずのうちに“共犯者”となった日本人(現地に行っても決して見えない中国の“闇”;毛沢東も習近平も使用している悪魔を入れられる“容器”)
第4章 「悪の本質」が世界を蝕むとき―共産主義100年の“誤読”(中国のみならず世界中で進む『1984』化という現実;生前のみならず死後まで、共産党に利用されつづけたヘミングウェイ;経験しなければわからない共産主義の本当の恐ろしさ)

著者等紹介

楊逸[ヤンイー]
作家。1964年、中国ハルビン生まれ。87年、留学生として来日。95年、お茶の水女子大学卒業。2007年、『ワンちゃん』(文藝春秋)で文學界新人賞受賞。翌08年、『時が滲む朝』(文藝春秋)で、日本語を母語としない作家として初めて芥川賞を受賞。現在、日本大学芸術学部教授

劉燕子[リュウエンシ]
現代中国文学者。1965年、湖南省出身。91年、留学生として来日。大阪市立大学大学院、関西大学大学院修了。大学で教鞭を執りつつ日中バイリンガルで著述・翻訳活動に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおにし

17
『時が滲む朝』を書いた楊逸さんが、習近平批判の本を出しているとは知らなかった。劉燕子さんとの対談で中国共産党が支配する国の恐ろしさを実感。中国の国民は自由奔放なイノシシを知らない家畜の豚であるが、党の洗脳によりほとんどの国民はそのことに気づいていないという指摘が印象に残った。ペンの力で政府を批判している王小波、劉暁波らの著書がいろいろ紹介してあったので今後読んでみたい。2022/04/20

軍縮地球市民shinshin

16
出版社が「ネトウヨ本」を出していると言って、リベラル派や左翼は手に取らないだろうが、この中共の弾圧に立ち向かう2人の中国人女性文学者の対談は非常に密度が濃い。中国共産党の思想統制を文学を通して全編語っている。漢民族で始めてノーベル文学賞を受賞した高行健は天安門事件後にフランスに亡命。国籍を取得したので今はフランス人になっている。ずっと中国に在住してノーベル文学賞を受賞した莫言は「検閲もそんなに悪くない」と発言して近年急速に体制寄りになっているらしい。中共がヘミングウェイを高く評価していてプロパガンダに用い2021/11/20

ミナ

12
かつて勉強していた時「どうしてそんなに共産主義の広がりを恐れていたの?」と不思議に思った。本作でもあったように旧共産圏にあった国々と西側諸国(自由主義国)は共産主義に対する警戒感、嫌悪感などが全く異なる。そのため、共産主義の本当の恐ろしさがわからない、教育できていない、だから対応を誤る。「言葉が殺される国」というタイトルにある言葉だけでも強烈なインパクトがある。しかも、それが現実に起きており、それが故に亡くなる人、祖国を去らねばならない人など人生を狂わされた人が数多くいることをもっと知らなければならない。2021/07/19

ののまる

6
二人ともまだ中国に再入国できてるのが驚き。2022/06/06

ワンタン

1
対談している二人は私とほぼ同年代。親もほぼ同世代の筈だが、その苛烈な人生に絶句してしまう。共産主義の恐ろしさ、中国共産党の強かさを訴える本であるが、文学作品と作家の生き方を通じて語るのは、文学が体制に対して力を持つということを訴えたかったのかと思う。オーウェル、ヘミングウェイ、ミランクンデラの対比は、古くて新しい、結論の出せない問題なのだろうか。魯迅というと高校生の頃授業で聞いた以上の知識がなかったけれど、興味深い人物だったのだな。2021/11/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18120069
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品