内容説明
超人たちの偉業を見よ！仁徳天皇、平清盛、北条政子など歴史をつくった２８人。
目次
第１章 伝説から歴史へ
第２章 貴族の時代
第３章 武者の世に
第４章 乱世の英雄たち
第５章 豊かな江戸
第６章 大日本帝国の興亡
第７章 昭和天皇―日本を本物の滅亡から救ったお方
著者等紹介
倉山満［クラヤマミツル］
１９７３年、香川県生まれ。憲政史研究家。（一社）救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科国史学専攻卒業後、同大学院博士前期課程を修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員を務め、２０１５年まで日本国憲法を教える。現在、ブログ「倉山満の砦」やコンテンツ配信サービス「倉山塾」やインターネット番組「チャンネルくらら」などで積極的に言論活動を行っている。著書多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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姉勤
27
教科書では絶対教えないと言うよりも、本書の巻末にあるように、教えないというか、カリキュラムや受験主体の授業では教えきれない、日本人、ひいては人類への貢献や影響という視点にまで届かない部分に届くことを希望した本書。無論28人で収まるはずもなく、大幅に稿を削ったとの自白も分かる。歴史とは、時勢の価値観で自慢・自虐に奔ることなく、現在と未来の幸福に寄与する視線で観ること。それが忍辱や後ろめたい認識でも、豊かな将来が招来されるなら。最善の人事を尽くしたとしても、天命は非情で残酷なのだから。2022/05/15
はる坊
13
日本を危機から救ってきた偉人たちの功績を綴る。 徳川家康といったメジャーなところから、緒方洪庵とか渋いところもついてくる。 通史と大切だが、こういった人物に焦点を当てることで、歴史上の出来事にもドラマを感じることが出来る。2022/01/06
軍縮地球市民shinshin
11
神武天皇から始まり昭和天皇まで。古代から近代までの日本を彩った28人の伝記で繋げる日本通史。なかなかユニークな人選で、中世の足利義教、近世の後桜町天皇（最後の女帝）など類書ではあまり取り上げられない人物にスポットを当てているのが特徴。ただ義教を必要以上に持ち上げているのかなとは思った。織田信長は義教をお手本としたといっているけど、そこはほんとうのところはどうだかわからない。憲政史上2番目の長期政権を誇った桂太郎を評価し、1番の安倍晋三を「ただ長いだけでなにをしたのか分からない」と評しているのは歴史家として2024/04/02
出世八五郎
11
本書と似た作品に【基礎教養 日本史の英雄】とゆう20人の日本史の英雄を紹介している作品がある。本書の題名からして似た内容かなと、何故また似たような作品を？と手に取った。著者の他の作品のあとがきなどに書いてあったように、歴史教育において小学生には日本史を好きになるような良い面を主に教え、中学生には良い面と悪い面をバランス良く教え、高校生には研究的に詳しく教えるのがいいという意見があった。それを試みたのが本書。2021/08/24
まる＠珈琲読書
4
★★★★☆2023/03/03
