内容説明
今こそ真剣に考えたい、皇室の危機。
目次
はじめに これは「もうひとつの国難」だ
第1章 皇室を揺るがす大事件
第2章 これまでの内親王・女王の嫁ぎ先
第3章 いったん出された天皇の裁可は覆せないのか
第4章 海外ロイヤルファミリーの結婚問題
第5章 「皇女制度」の創設と皇統の存続
最終章 国民が祝福できない理由
あとがき 天皇陛下が眞子内親王に熟慮をうながす
著者等紹介
安積明子[アズミアキコ]
兵庫県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。平成6年国会議員政策担当秘書資格試験合格。参議院議員の政策担当秘書として勤務の後、執筆活動を開始。夕刊フジ、Yahoo!など多くの媒体で精力的に記事を執筆する傍ら、コメンテーターとしてテレビ・ラジオへ出演するなど、ジャーナリストとして幅広く活躍している。姫路ふるさと大使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
南北
40
眞子内親王殿下と小室圭さんの結婚が暗礁に乗り上げている。2020年11月13日に内親王殿下は「お気持ち文書」を公表し2021年4月8日に小室さんも第2の文書を公表したが、どちらも自分の主張が語られるのみで反対する人たちを納得させようとする姿勢が全く見られないのは残念だ。本書では過去の皇室や外国の王室の事例を挙げながら、このまま結婚を目指そうとするのは「危険な選択」だと警鐘を鳴らしている。問題を整理してみるにはいい本だと思う。2021/04/11
まみこ
15
今更の読書その2。この本はお二人のご結婚よりも、様々なロイヤルファミリーの結婚事例の列挙に重きを置かれていたように思う。日本の皇室だけでなく、海外のロイヤルファミリーの婚姻事情などと比較しつつ、眞子様のご結婚の問題点に言及していきます。この話はもう十分かなという感じ。2024/04/27
skr-shower
5
秋篠宮の婚約内定会見も今なの?と思いました。娘の会見も⁇な感じでした…離脱できればどの立場の方にとっても良いのでしょうが、日本では難しそうです。2021/09/21
カチ
4
明治以降の皇室、皇族の歴史や、海外の王室に起きた結婚問題などにも触れられていて、興味深かった。現在、世界の王室を見ると存続には国民の理解や支持が不可欠のようだ。メーガン妃が王室をセレブリティと考え、ノブレス・オブリージュを理解していなかった、との記述に納得。2021/12/07