内容説明
利権でがんじがらめの国に未来はあるのか。大災厄の裏で蠢く闇を元税務官僚が暴く!
目次
序章 だれが志村けんさんを死なせたのか?
第1章 日本医療に巣食う利権集団
第2章 なぜ日本の予算は肝心なときに使えないのか?
第3章 厚生労働省という強欲集団
第4章 オリンピック利権に群がる者たち
第5章 利権でがんじがらめの国
著者等紹介
大村大次郎[オオムラオオジロウ]
大阪府出身。元国税調査官。国税局で10年間、主に法人税担当調査官として勤務し、退職後、経営コンサルタント、フリーライターとなる。執筆、ラジオ出演、フジテレビ「マルサ!!」の監修など幅広く活躍中。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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金吾
19
○日頃感じていることとにている点が多かったので理解しやすかったです。政官民の上層部は自分さえ良ければいいという動き主体ですので、多くの国民が低迷から抜け出せないのは当たり前だと思いました。2025/05/14
りょうみや
16
著者の日本利権の過去本と重複している部分はあるが、新型コロナを通じて内容更新あれていておもしろく読める。ターゲットは開業医(日本医師会)、厚生労働省、経団連など。ターゲットにされた方にも言い分はあるだろうが、やっぱりこの辺の利権のがんじがらめを改善しないと日本はよくならないと思える。でもどうすればいいのか、本当にできるのかはわからない。2020/11/30
チャー
7
国内のシステムを税金の視点から分析してきた著者が、昨今のウイルスとその対策について社会の仕組みとの関わりを追求した本。経済、医療、税金等、国の機関の中の各システムの役割と現状を分析し、これまで対策が如何様にして進められたか述べられている。様々なメディアで世界との比較がなされているが、本書では具体的な数字でその差が説明されている。既存の仕組みのために決定が遅れるという現象はどこでも生じるが、出来上がってしまったシステム上ではその改善が難しい。ウイルスに関わらず、社会の仕組みを知る上で新たな視点が得られた。2020/08/29
ハザマー
1
医師会と自民党の長年の癒着、開業医の免税額優遇問題はなくならないであろうが、世界一のベット数と儲からない心療科、ベットは数少ない現状は変えないと。 コロナ禍での死者数の誤魔化しもあるあるであろう。2024/10/04
まさき
1
納得出来る内容だった。2021/01/13
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