内容説明
何歳からでも始められる!齋藤流、大人の「脳活」決定版!60過ぎたら頭も体も衰えるばかり…というのはウソ!
目次
はじめに 第二の人生の質を左右する「サビ」の正体
1 「スピード感」を意識するだけで、脳を邪魔するサビが取れる
2 脳への「刺激習慣」で、体の内側から若返る
3 日々の「簡単ルーティン」で、人生の質がぐっと上がる
4 「大人の思考術」で脳とメンタルがさらに強くなる
5 年相応の「インプット・アウトプット術」を使いこなす
Epilogue 私たちの背中を押す「先人たちの名言」
おわりに 自分のなかに「川」と「山」を持つということ
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程等を経て、現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導、TBSテレビ「新・情報7daysニュースキャスター」、フジテレビ「全力!脱力タイムズ」等、TVコメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミライ
34
今年60歳になるという齋藤孝さんが、普段から実践している脳活を紹介した一冊。斎藤さんは見た目が若いので60歳とは思えないが、文中に米津玄師とかぺこぱが出てくるあたり、若い人以上にネットやテレビで日々情報収集してるのだろうなと思える。本書には35の脳を活性化する生活習慣が収録されているが、常に頭で何かを考えて、日々行動することが、年齢を重ねても頭のキレを保持する秘訣かな。あとは、一つのメディアに捕らわれず、テレビ・ネット・本いろんなものを見ることも大事なんだなと再認識。2020/08/30
月の実
20
図書館本。およそ60歳に見えない齋藤孝先生が、毎日やっている「サビない脳」になるための生活習慣を紹介している一冊。情報のソースは多様性があるほうが良いとの事だが、ついつい狭まってしまう。だから、知識も広がりにくい。もう少し、新聞やテレビを見ていこうと思う。認知症予防になる音読や活字習慣もムラがあるので、完全に習慣化するように工夫していきたい。なにより、齋藤先生の時間密度の濃さを見習って、もう少し時間密度を意識すべきかも。2021/05/10
チャー
8
年を重ねるごとにからだの衰えは否が応でもしょうじるが、老化したことを感じない身体を作り、錆びない頭をキープすることが大切だと述べる著者が、頭の回転を保つために役立つ具体的な方法を記した本。速音読は頭の回転上げるという点は、実際に本書に書かれた文章にトライして納得。確かに目と頭と口を十分使い切らないと早く正確に音読できない。また1秒間のコマ割りを行い何ができるか確認するという方法は、意識の速度を上げる方法として有効であると感じた。頭の回転が速くなると周りの出来事がゆっくり流れるという指摘もなるほどと思う。2020/08/15
鵙屋
5
★★★★☆ 今年で還暦の斎藤先生による60代向け脳のアンチエイジング術。見た目も言動も若々しくていらっしゃる斎藤先生、やはり常に脳に刺激を与え続けているんだなあ。Alexandros、米津のLOSERが好きなあたり完全に若者。60代になっても、今と悩むポイントはあまり変わらないのかも。であれば脳だけはいつまでも若々しくありたいな。[①何事もにわか精神から ②景色の流れる場こそクラシックで四季を感じる ③速音読で脳と会話の回転スピードを上げる【行動】ワードセンスのいいラジオを聞く]2021/08/06
keitakenny
4
既刊本との重複事項もありますが、共通項としてみれば、実践してみる価値ありかも 齋藤術を60歳からの目線でまとめた一冊 スピード感、デュアルタスク、メモ、古典… 手を変え品を変えての出版はしょうがないのかなぁ2020/07/04