目次
序章 「歯」の始まり
第1章 「歯」―歯は臓器?
第2章 「身体」―歯科材料が蝕む健康
第3章 「心」―イメージの世界
第4章 「栄養」―調和=栄養
第5章 歯臓治療の未来
著者等紹介
村津大地[ムラツダイチ]
歯学博士。医療法人むらつ歯科クリニック理事長。九州大学大学院にて博士課程・口腔外科学専攻を修了後、口腔外科医として大学病院の診療に従事。歯科治療のみならず口腔ガンをはじめとした様々な全身に関わる疾患を通して、『歯』と『人体』についての知識の研鑽を積む。福岡歯科大学医科歯科総合病院口腔外科助教を経て、2015年からむらつ歯科クリニック勤務。2016年7月理事長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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G-dark
9
口は全身状態のバロメーター。歯、歯茎、顎、舌の様子から健康状態を読み解くことが出来ますし、口の中の状態が良くなければ飲み食い出来ず栄養不良にも繋がります。特に歯は唾液、骨格、心、全身のバランスといったあらゆるものに関係するので、自分の歯を失わずに済むよう歯磨きが必要。著者は、歯磨き粉を使うと歯がツルツルになって、磨けた気になってしまうから、歯磨き粉はあくまで仕上げとして使って、という意見。わたしも地道にブラッシングをして歯間ブラシやフロスを併用し、その上で歯磨き粉を使用してその薬効を期待しようと思います。2019/05/18