内容説明
世界は「論理」では変わらない!「感性」でこそ変えられる!日本人のための新しい「国体論」!!
目次
第1章 日本の神道は、なぜ世界をリードするのか
第2章 ユダヤ教とグローバリズムのワナ
第3章 信仰から見えるロシアの大地と国民性
第4章 イスラム教と反グローバリズムの潮流
第5章 明治維新150年目の岐路に立つ日本
第6章 日本の「国体」と天皇のあるべき姿
著者等紹介
加瀬英明[カセヒデアキ]
昭和11(1936)年12月生まれ。慶應義塾大学、エール大学、コロンビア大学に学ぶ。『ブリタニカ国際大百科事典』初代編集長。昭和52年より福田・中曽根内閣で首相特別顧問、日本ペンクラブ理事、松下政経塾相談役など歴任
馬渕睦夫[マブチムツオ]
元駐ウクライナ兼モルドバ大使、前防衛大学校教授。1946年京都府に生まれる。京都大学法学部3年在学中に外務公務員採用上級試験に合格し、1968年外務省入省。1971年研修先のイギリス・ケンブリッジ大学経済学部卒業。外務本省では、国際連合局社会協力課長、文化交流部文化第1課長等を歴任後、東京都外務長、(財)国際開発高等教育機構専務理事を務めた。在外では、イギリス、インド、ソ連、ニューヨーク、EC日本政府代表部、イスラエル、タイに勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nabe
1
島国のほぼ単一民族で、(中世くらいまでの昔には)互いに攻めることが非常に困難だった国と、陸続きで常に他の民族や部族に襲われる危機感を持った国とでは、その成立ちが古いほど考え方や感じ方、宗教観が異なるのはやむを得ないのではなかろうか。それを理性より感性で変える、と言ってもどれほど通じるものか? 著者たちの日本の文化・伝統に日本人は自信を持つべき、には賛同するし、学生時代にもう少し真剣に歴史を学んでいたら・・・とも思う。2017/11/05
かにーじゃ
0
「日本の神道は宗教ではない」「生活そのものに神道が溶け込んでいる」「日本人は自国の文化をもっと大事にすべき」など、なるほどと思う事は多かった。 ただ「日本は素晴らしい国である」という事がずっと書かれ過ぎている感もある。2024/12/28