不条理を生きるチカラ―コロナ禍が気づかせた幻想の社会

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不条理を生きるチカラ―コロナ禍が気づかせた幻想の社会

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  • サイズ 46判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784828419763
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

内容説明

「コロナ禍」という不条理をのりこえるために自分でできること。未曽有の大災厄にあって闘う思想家と精神科医が「不条理」を読み解く。

目次

序章 「コロナ禍」という不条理
第1章 私たちのポストモダン体験
第2章 不条理に向き合わない「ポストモダン」
第3章 なぜ不条理が不条理のままに放置されるのか
第4章 不条理に染まるメディアと社会
第5章 カルト、スピリチュアルをめぐる不条理
第6章 言語と身体をめぐる不条理
第7章 不条理の視点からポストモダンを検証する
第8章 ナショナリズムか啓蒙の思想か
最終章 不条理の克服へ向けて

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
作家、元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。1985年に同志社大学大学院進学研究科修了後、外務省入省。在英国日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館に勤務した後、本省国際情報局分析第一課において、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で東京地検特捜部に逮捕され、2005年に執行猶予付き有罪判決を受ける。2009年に最高裁で有罪が確定し、外務省を失職。2013年に執行猶予期間が満了し、刑の言い渡しが効力を失った。2005年に発表した『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞。2006年に『自壊する帝国』で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。著書多数

香山リカ[カヤマリカ]
精神科医、立教大学現代心理学部映像身体学科教授。1960年、北海道生まれ。東京医科大学卒業。豊富な臨床経験を活かし、現代人の心の問題を中心に、政治・社会評論、サブカルチャー批評など幅広いジャンルで活躍、さまざまなメディアで発言を続けている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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gtn

29
人を動かすのは、宗教、テロリズム、ナショナリズム、啓蒙思想の四つだが、テロリズム、ナショナリズム、啓蒙思想にはそれぞれ「付けるクスリがない」ほどの短所があり、最終的には、揺るぎないテキストを有する思想を人間的魅力をもって感化するしかないと佐藤氏。同感。例えば政治の世界でいえば、ゴールがどこかも分からず場当たり的なシュートをし、外れたら言い訳をしたり、そもそも蹴っていないと開き直ったり、挙句の果て、試合放棄する為政者がいるが、そんな奴らにもう付き合っていられない。2021/05/06

CCC

14
それそんな風に言い切れる話なの? と思う部分はいろいろあったけれど、思っていたよりは話の内容は薄くなかった。雑談だと思えばそれなりに面白い。佐藤優のソ連まわりの話には、体験がなければなかなか言えないのではというものがあった。全体としてはポストモダン的な相対主義の限界を強く意識している。2020/11/06

kenitirokikuti

7
図書館にて。佐藤、小学生の陣地取り遊びで、自衛隊組と過激派組とに分かれるのがあった。が、浅間山荘事件のテレビ実況が学校でも流されて、過激派を持つ子どもが減り、廃れた。今思うと、教育行政側と日教組(など)とが新左翼の過激派を削ごうという線で共闘したのではないか▲そういや、いまの小学校の鬼ごっこ系のバリエーションで、鬼と鬼殺隊(と一般人)があるっぽいねえ2022/06/26

Happy Like a Honeybee

5
ミネルヴァの梟は黄昏時に飛び立つ(ヘーゲル) 我那覇真子氏を用いて沖縄人同士を対抗させる、ヤマトの連中。 労働力が商品化され搾取を源に、資本主義が発展していく。 496種類のアイスを食べたくなる、大量消費文明。 スターリンのマルクス主義と言語学の諸問題を読みたいが絶版に。 都立図書館を利用するしかないかな。2020/07/22

のせなーだ

1
香山リカ氏の本は書店では必ずというくらい目に入るが一冊も読んだことがない。対談なので今後彼女の本に手が伸びるかわからない。本当に不条理、権力は怖いです、どうなるのか世の中は。暗い現実社会。2022/08/27

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