内容説明
「コロナ禍」という不条理をのりこえるために自分でできること。未曽有の大災厄にあって闘う思想家と精神科医が「不条理」を読み解く。
目次
序章 「コロナ禍」という不条理
第1章 私たちのポストモダン体験
第2章 不条理に向き合わない「ポストモダン」
第3章 なぜ不条理が不条理のままに放置されるのか
第4章 不条理に染まるメディアと社会
第5章 カルト、スピリチュアルをめぐる不条理
第6章 言語と身体をめぐる不条理
第7章 不条理の視点からポストモダンを検証する
第8章 ナショナリズムか啓蒙の思想か
最終章 不条理の克服へ向けて
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
作家、元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。1985年に同志社大学大学院進学研究科修了後、外務省入省。在英国日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館に勤務した後、本省国際情報局分析第一課において、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で東京地検特捜部に逮捕され、2005年に執行猶予付き有罪判決を受ける。2009年に最高裁で有罪が確定し、外務省を失職。2013年に執行猶予期間が満了し、刑の言い渡しが効力を失った。2005年に発表した『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞。2006年に『自壊する帝国』で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。著書多数
香山リカ[カヤマリカ]
精神科医、立教大学現代心理学部映像身体学科教授。1960年、北海道生まれ。東京医科大学卒業。豊富な臨床経験を活かし、現代人の心の問題を中心に、政治・社会評論、サブカルチャー批評など幅広いジャンルで活躍、さまざまなメディアで発言を続けている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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