内容説明
第二次朝鮮動乱が勃発か!?離島を活用した新たな「水際以遠の国防戦略」への転換を提言!元陸将が読み解く土壇場の地政学。
目次
序章 未来予測の手法―情報分析の根底にある地政学と歴史(現代の占い師は情報機関;情報分析の手法―地政学と歴史がベース ほか)
第1章 米国と中国の地政学―マハンのシーパワー理論(日本はもっと同盟国を知るべきだ;マハンのシーパワー理論 ほか)
第2章 トランプ政権の対中戦略・構想―二つの選択肢(米国変容の原動力は人種・民族別人口動態の変化;ヒットラー政権とトランプ政権の類似性 ほか)
第3章 米中衝突の発火点・朝鮮半島の地政学10則(今なぜ朝鮮半島の地政学か―米国の圧力路線鮮明に;第1則―中国への従属性 ほか)
第4章 日本は「米中激突」という国難に何をすべきか(日本の地政学;日米同盟の本質 ほか)
著者等紹介
福山隆[フクヤマタカシ]
元陸上自衛隊陸将。元ハーバード大学アジアセンター上級客員研究員。昭和22(1947)年、長崎県上五島・宇久島生まれ。昭和45年、防衛大学校応用化学科卒業。外務省安全保障課出向、韓国防衛駐在官、第32普通科連隊長(地下鉄サリン事件時、除染隊派遣の指揮を執る)、陸幕調査第2課長(国外・技術情報)、情報本部初代画像部長(衛星情報)、第11師団(札幌)副師団長、富士教導団長、九州補給処長などを歴任し、平成17(2005)年、西部方面総監部幕僚長・陸将で退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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