内容説明
リーマンショック、欧州危機、中国株式バブル崩壊、パナマ文書出現など数々の予言を当てて来た著者が今回もトランプ大統領誕生を的中!そしてグローバリスト、グローバル企業、中国への制裁が始まる!米国大統領選から見えてきた2017年の世界情勢を徹底分析!
目次
第1章 トランプ大統領誕生の真実(世界を驚かせるトランプの一〇〇日計画;TPP離脱と日本の次の一手 ほか)
第2章 トランプ外交で日米露が接近する(議会との関係がカギをにぎる;副大統領マイク・ペンスとは ほか)
第3章 トランプショックの嘘とグローバル金融の崩壊(トランプは円高か円安か;ドルの世界支配体制はいかにできたか ほか)
第4章 断末魔の中韓が日本を襲う(トランプ大統領でも後手にまわる韓国;造船も海運も共倒れ ほか)
第5章 トランプ大統領で復活する日本(日本経済を取り巻く状況;日本経済の問題の根幹はデフレ ほか)
著者等紹介
渡邉哲也[ワタナベテツヤ]
作家・経済評論家。1969年生まれ。日本大学経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。複数の企業運営に携わる。内外の経済・政治情勢のリサーチ分析に定評があり、様々な政策立案の支援から、雑誌の企画・監修まで幅広く活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hk
16
本書で最も驚かされた情報が「ワシントンポストがアマゾンに買収されていた」だ。WPといえば押しも押されぬ保守系クオリティペーパーの雄だが、そのWPが一民間企業の子会社に落ちぶれていたとは寝耳に水だった。 ここからは私見だ。 アマゾンの狙いは九分九厘ワシントンポスト買収による世論誘導で間違いないだろう。そういったメディアコントロールが全米の至る所で露骨に行われ、それを察して不信感を抱いた少なからぬ人々が今回の選挙でトランプ支持に回ったのではないか。つまり買収によるアジテーションこそが敗因だったのではないか。2017/03/25
サンゴ
2
世界の潮流の断片に過ぎないのですね2016/12/08
Kouhei Higuchi
1
トランプさんが何で当選したのか、そして今までのグローバル化から、ローカルへシフトされていくのか、そして日本はどうなっていくのか、少し過激な書かれ方もしているが、参考になった。2017/01/08
yraurb
1
トランプがどういう人でどんな政権を築きそうか、の前半。グローバリズムは終わったから日本さっさと舵を切れでないと滅びるぞ、の後半。言いたいのは後半のほご経済にさっさと切り替えろ、だと思われる。でも世界かそういう流れならさっさと乗らないと食われるよね。2016/12/19
ツンドク
0
メディアの報道バイアスを考えるいいきっかけになる本。トランプさん、とってもまとも!ただ、この本もバイアスが当然かかっているとみるべきで、一次情報にあたって自分で考えることが大事。