日本郵政という大罪―“まやかしの株式上場”で国民を欺く

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日本郵政という大罪―“まやかしの株式上場”で国民を欺く

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784828418476
  • NDC分類 693.21
  • Cコード C0036

内容説明

郵政民営化の設計者が明かす市場を揺るがすメガ官営企業の実態!!

目次

第1章 日本郵政株を買ってはいけないあまりにもシンプルな理由(民営化から10年、日本郵政の真の実力;内輪のロジック優先の「親子上場」という愚)
第2章 なぜあのとき、郵政民営化が必要だったのか(郵政、大蔵ベッタリという過ちの始まり;官から民へ、カネの流れを変えよ!)
第3章 ここまでやらなければ郵政民営化は達成できない(目指すは世界に通用する民営郵政グループ;役人の飽くなき執念とプログラミング対決;郵便事業の衰退を救う手は本当にないのか?)
第4章 改革の中身から透けて見える政治家の質、官僚のレベル(政治家に必要なたった一つの大事な資質;信念なき政治の犠牲者はいつも国民という哀しい真理)
第5章 この国を100年以上蝕み続ける“お上信仰”という病(社会閉塞を自ら招く「人民は弱し、官僚は強し」観念;新国立競技場問題も改革退行もおかしなことには必ずワケがある)

著者等紹介

高橋洋一[タカハシヨウイチ]
嘉悦大学教授、株式会社政策工房会長。1955年東京都生まれ。都立小石川高等学校(現・都立小石川中等教育学校)を経て、東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)等を歴任。1990年代に「財投改革」に携わった後、小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

noby

7
書いてあることが事実なのは、郵政関連株の株価を見れば、どなたでも納得できるはずです。2016/09/25

hk

5
2015年11月に日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命の三社株式が同時上場された。この三社と政府の資本関係は次の通りだ。まず政府が日本郵政の30%以上の株式を所有し、日本郵政はゆうちょとかんぽの株式を50%以上保有する。つまり、ゆうちょとかんぽは日本郵政の子会社であり、かつ親会社である日本郵政の大株主に日本政府が君臨して、郵政グループに大きな影響力を保持し続ける訳だ。わたしなんぞは「これで、郵貯マネー300兆円がアメリカの財布にならずに済んだ」と胸を撫で下ろしているのだが、著者の高橋氏は相当にお冠の様子だ。2016/03/29

jack

2
国民の個人情報を扱う行為を、民間に移譲するべきではない。郵便だけは公的に扱うべき。 高橋先生、自画自賛が過ぎないか? b/cで問えないから、「公」が存在すべきなのでは?2015/12/09

mm71

0
いつもながら高橋先生の解説は明快でわかりやすいです。ゆうちょ銀行=資金運用力がない(国債運用ぐらいで融資のノウハウなし)、かんぽ生命=同じく資金運用力なし、商品開発力なし、日本郵便=そもそもジリ貧で宅配便市場でもヤマト、佐川の後塵を拝す。そもそもビジネスモデルに問題があるのに、ゆうちょ、かんぽは、不完全民営化のため業務制限あり(官業の民業圧迫を防ぐため)で成長性なし。2005年の民営化から、その後の民主党政権での逆コース(ある意味再国有化)に対して、無念がありありと感じられます。2015/11/01

kota

0
小泉政権下で郵政民営化の制度設計に携わった元財務省の著者。2012年に政権交代が起き、郵政民営化は変質してしまった。政府が保有するゆうちょ銀行とかんぽ生命の株は、100%売却となるはずが一定割合を政府が持ち続けることとなった。この金融2社は不完全な民間企業なのである。民間にならなければ新商品の開発や新分野への参入も難しい。すでに金融2社は上場済みだが、著者はそのような会社の株を買う意義は見当たらないと主張。本書のタイトルは、日本郵政を批判するものではなく、変質してしまったことに対する糾弾とも思える。2019/11/24

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