内容説明
中国は今も孫子の原理で動いていた!「孫子」を正しく読み、世界を直視せよ!海外のエリートたちも熟読・実践しているインテリジェンスのバイブルをチャイナウォッチャーの第一人者が徹底解説。
目次
プロローグ 孫子は大いに誤解されてきた
第1章 国際情勢で理解する孫子概論
第2章 日本人は孫子をどう読んだか、その重要部分
第3章 これぞ孫子の世界!日本史上最大の諜報戦争
第4章 孫子で動く世界
第5章 孫子最大の理解者は吉田松陰だった
エピローグ 孫子を超えるか?日本外交
著者等紹介
宮崎正弘[ミヤザキマサヒロ]
昭和21年金沢生まれ。早稲田大学中退。「日本学生新聞」編集長、雑誌『浪曼』企画室長を経て、貿易会社を経営。昭和58年『もうひとつの資源戦争』(講談社)で論壇へ。国際政治、経済の舞台裏を独自の情報で解析する評論やルポルタージュに定評があり、同時に中国・台湾ウォッチャーの第一人者として健筆を振るう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T坊主
8
学生時代に孫子に憧れて?読んだような読まないような忘れてしまったが、今ここに来て、経済、軍事大国(張り子の虎?)になった隣国中国のやり方を、日本を引っ張っていく人達は、再度先方がやっている事を孫子の言っている事を研究しその裏を行くような事をしていかねばならないのでは。その孫子の兵法も今の時代に合わないところもあるのだが。その為にはインテリジェンスの必要性が各方面で叫ばれている、促成は難しいだろうが、かって日本は世界でも優秀なインテリジェンス活動をしていたので、そういう事を復活させていかねばならないのでは。2016/07/31
Honey
7
「一番の孫子の理解者は、吉田松陰であった」みたいなことYoutubeで聞き及んで: なるほど! 孫子の極意的なところは、結局日本人の美意識にはあわない、しかし、その何たるかを知らずにいれば、やられっぱなしになる。 日本にも本格的なインテリジェンスを、ということですね。 これだったかな? 1/3【討論!】ヨーロッパ解体と野蛮の台頭[桜H27/12/19] https://youtu.be/8bbafu-pktQ?list=PLubSbhcjV7IAyR1lReZmgigSC9Tp6yQ4S2016/01/08
kyhitsuji
3
「孫子」とあるので読んでみた。 想像していたのとちょっと違いました。 日本の戦国時代の話が多かった。 出てきた孫子の教えは大体こんな感じでした。「間諜(スパイ)は超大事」「間諜の種類は5種類ある」「戦いで勝つのは最善ではない。謀略によって勝つのが最善だ」「もし敵と戦う時は窮鼠猫を噛むにならないようにわざと逃げ道を用意しておく」 「自分が弱い時はとにかく友好的にする」「力を蓄えたら強気に出る」 大陸の歴史の「騙すほうが勝ち騙されるほうが負け」価値観は結構面白い。 今度は別の孫子本に挑戦してみます。2015/02/11
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