内容説明
「金」投資、人民元預金、注目すべき中国株。日中の軍事衝突の危機を乗り越えて「大中華圏の復興」を中国は目指す。
目次
第1章 世界経済を牽引する中国の実力(反中国という大きな計略;元が上昇し始めた ほか)
第2章 新指導部「チャイナ・セブン」(新リーダー、習近平;中国の新しい指導者たち ほか)
第3章 中国の底力(尖閣問題で揺れる中国へ私は向かった;いずれ不動産価格も再上昇する ほか)
第4章 中国は世界覇権を目指す(私は中国を旅行した;続々と出現する資産家、富裕層 ほか)
第5章 日本と中国、そして世界の行方(「ヒラリーの終わり」、「日本を中国にぶつけさせよ」戦略の頓挫;アメリカの凶暴な“女高官4人組” ほか)
著者等紹介
副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
1953年福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授などを歴任。政治思想、法制度論、経済分析、社会時評などの分野で、評論家として活動。副島国家戦略研究所(SNSI)を主宰し、日本初の民間人国家戦略家として研究、執筆、講演活動を精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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R Suzuki
1
アメリカ政治、思想を分析した代表作「世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち」と同様な方法論で中国分析を試みたシリーズ第5弾。中国語は分からないけど現地で生の中国を見てレポートを書くんだ!という意気込みは副島隆彦らしい。相変わらず反中国、ネトウヨとかいう人たちが読んだら怒り心頭に発しそうな内容になっている。あとがきによると今も中国で働く、おそらく400万人はいる日本人社員たちの苦しい立場への理解と共感をつねに念頭に置いてこの本を書いた、とのこと。2013/03/15
はる
0
あいかわらず、強気でぶれない意見がおもしろいです。中国本を読み続けて、新聞でも中国に関する記事に目がいくようになりました。これからも 世の中の、中国の、アメリカの動きに注視していきたいです。2013/07/17
tamashi
0
題名の通りの本です。この通りになるかどうかは全くわかりません。副島氏とは180度違う中国観を持たれる長谷川慶太郎氏の本を読んでも同じ気持ちになります。何れにせよ日本に普通に居るだけでは正確な情報が掴めず何も分からないということが実感出来る本かもしれません。2013/03/05
kenitirokikuti
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アジやハッパ部分を除くと、後ろ暗いタンス預金とか穀潰しの孫とかを 対中直接投資のタネ銭にしよう、という内容。2013/02/20
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- 和書
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