出版社内容情報
ホスピタリティを正しく理解すれば、モンスタークレーマーに負けない!
ホスピタリティという言葉は「おもてなし」「心配り」「サービスの向上」など、安易に使われているが、語源を探ると「敵の歓待」こそが本来の意味である。よってクレームが発生するのだ。かたや「サービス」とは、誰に対しても同じコトを提供する、奴隷的状態をいう。ゆえにホスピタリティとサービスは、まったく相反するものなのだ。本書は間違った方向に「独り歩きしている」ホスピタリティの意味を少しでも取り戻すために記した。
【目次】
はじめに
第一章 ホスピタリティの時代
第二章 東京ホテル戦争
第三章 ホスピタリティの本質
第四章 ホテルクレーマー
第五章 理想のホテル
第六章 ホスピタリティの錬金術
おわりに
内容説明
ホスピタリティを正しく理解すれば、モンスター・クレーマーに負けない。
目次
第1章 ホスピタリティの時代
第2章 東京ホテル戦争
第3章 ホスピタリティの本質
第4章 ホテルクレーマー
第5章 理想のホテル
第6章 ホスピタリティの錬金術
著者等紹介
加藤鉱[カトウコウ]
ノンフィクション作家。中国ブログ情報局・China LOOP主筆。1953年愛知県生まれ。立教大学法学部卒業。経済雑誌勤務を経て、1992年香港で日本語オピニオン誌「サイノエイジア・ファックスライン」を創刊。歴史的な過渡期を迎える香港をレポートする一方、独自の視点で企業および人物を追跡。1995年、週刊ダイヤモンド誌上に発表したヤオハンレポートは読者に衝撃を与えるとともに、それまで礼賛一辺倒だったメディアのヤオハンに対する評価を一変させた。10年間の香港在住を経て、現在は東京を拠点に活動中
山本哲士[ヤマモトテツジ]
東京藝術大学客員教授。文化科学高等研究院ゼネラル・ディレクター。1948年福井県生まれ。80年東京都立大学人文科学研究科教育学専攻博士課程修了。75年メヒコCIDOC(国際文化資料センター)へ遊学。86年「季刊iichiko」研究・編集ディレクター。90年文化科学高等研究院(EHESC)ゼネラル・ディレクター。2001年スイス・ジュネーブに国際技術財団F・E・HESCを設立。元信州大学教授。環境設計科学/政治社会学を軸に、世界第一線の学者、研究者たちと既存の学問枠を超える超領域的専門研究ワークを組織。「非分離/述語性/場所意志」のホスピタリティから、場所設計を考察、提案し、新しい諸々の文化生産システム/ホスピタリティ環境を開発実行している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。