内容説明
“記憶力信仰”から人々を解き放つ革命の書。もはや忘却を恐れる必要はない。
目次
第1章 記憶とは何か?(記憶にはどんなものがあるのか?;もしも意味記憶がなかったら?;もしもエピソード記憶がなかったら?;もしも非宣言的記憶がなかったら?;エピソード記憶がヒトの意識を創った)
第2章 スキルの記憶・学習メカニズム(非宣言的記憶の学習と上達;フィードバックとフィードフォワード;人ははぜフィードバックをやめてしまうのか?;適応と学習)
第3章 エピソード記憶と意味記憶は何のためにある?(記憶は変化に適応するためのもの;忘却は何のためにあるのか?;必要ないものは記憶しなくても良い)
第4章 幸福と忘却の関係(記憶力と思考力;記憶という束縛からの解放;忘れることは幸せである)
著者等紹介
前野隆司[マエノタカシ]
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。博士(工学)。1962年山口生まれ。1984年東京工業大学卒業、1986年同大学大学院修士課程修了後、キヤノン(株)入社。超音波モータや精密機械の研究開発に従事。1995年慶應義塾大学専任講師、同大学助教授を経て2006年より同大学教授。1990~1992年カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員、2001年ハーバード大学訪問教員。現在、ヒューマンシステムデザイン研究室において、システムデザイン方法論(システムアーキテクティング方法論、教育方法論、科学技術倫理)、科学技術システムデザイン(触覚システム・ヒューマンマシンシステムデザイン)、人間社会システムデザイン(システム幸福学、環境共生・安全システムデザイン)などの研究に従事。日本機械学会賞(論文)、日本ロボット学会論文賞、日本バーチャルリアリティー学会論文賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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