内容説明
捕まえた、育てた、料理した!和風・洋風・中華・エスニック・デザート79レシピ。
目次
和食―四季の味を楽しむ(若虫ちらし;若虫と野草のかき揚げ ほか)
洋風料理―オードブルからメインまで(ヤゴとクレソンのサラダ・アンチョビ風味;たたみいわしとヘビトンボのミルフィーユ仕立て ほか)
中華・韓国・エスニック―世界の味を食す(サクサンシューマイのカマキリちらし;昆虫八宝菜 ほか)
昆虫スイーツ―和と洋のデザート(虫べっこう;アリの子と桑グミコンポート入り寒天ゼリー ほか)
著者等紹介
内山昭一[ウチヤマショウイチ]
昆虫料理研究家、昆虫料理研究会代表。1950年生まれ。長野市出身。幼少より昆虫食に親しむ。味、食感、栄養はもとより、あらゆる角度から昆虫食を研究。試食会を定期的に開催。健康食材「昆虫」のおいしく楽しいレシピを紹介。昆虫食の普及啓蒙に努める。食品衛生責任者。東京都日野市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たまきら
23
世の中には丸焼きが苦手な人がたくさんいますが、虫の丸焼きもその一つに数えていいのかもしれないなあ。娘も彼女の友達たちもぎゃあぎゃあ言いっぱなしでした。マダガスカルGの姿焼きにはげんなり。ワイワイ読みながらおやつを食べる三年生がおかしかったです。近々虫のお店に連れて行こうかな。2020/10/28
三柴ゆよし
19
奇書。好奇心九割で読みはじめて愕然とした。普通のレシピ本なのである。昆虫食に関しては人並みの偏見を持っていた私の既成観念は脆くも崩れ去った。おいしそうなのである。旬の虫を旬の食材と共に……という趣向がまた素晴らしい。四季の変化を楽しみ愛でる伝統を有する日本人にはこれ以上なくふさわしい。データ面も充実。「著者が選ぶうまい&まずい虫ランキング」には特に感心した。ちなみにワースト2位はシデムシで、これは「死肉臭」がすごいんだとか。なるほど埋葬虫というだけはあるのか。とにかくいろんな意味で凄い本。2011/09/17
tokkun1002
7
2008年。ギャー‼︎「ナメクジの酢みそ和え」、うわっ‼︎「マダガスカルゴキブリ」無理無理無理。ハードル高過ぎ。前向きに考えようと思ったのに…2017/03/25
じょな
7
普通の顔をして普通にレシピを綴っているが、その内容は昆虫料理、なのである たった2.3行のレシピ紹介不気味なほどに淡々としている ホームパーティにも、とか、クラス会に最適、とかしれっと書いてしまっているとこがまた面白い 和洋中、スイーツというおおまかなカテゴリわけも実用的でよかった 本編の写真がモノクロなのは一種の救いである笑 偏見をもたずに昆虫料理、食してみたい 素敵なご本です2014/08/28
たお
5
虫の存在すら許せない同僚も多いが、僕はたぶん、喰う物がなければ、何でも喰うだろうと思う。奥本氏との対談が秀逸。進化の過程で『原始食虫類』から進化した我々としては、捕まえやすい高タンパク食材の文化を継承しつつ、文明人らしく最も美味しい食べ方を探求することも大切なんだろうなぁ2011/12/19
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