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内容説明
朝鮮半島ウォッチャーのトップジャーナリストが、韓流の底流にあるもの、韓国人の激しくも生々しい生きざまを赤裸々につづった「現代韓国嘆き節」。知られざる隣人の現実を活写。
目次
第1章 揺れる韓国(韓国はカード信用不安共和国?―深刻な不良債務者問題;サンタさん、父さんの就職先探して―韓国の「沙悟浄」は四十五歳退職;韓国はOECD内でトップの自殺大国―韓国人はいつからこんなに自殺するようになったのか;餓死、そして手抜き弁当―両極化する韓国社会;「匿名性」の陰に隠れたネットテロ―IT先進国・韓国の悩み)
第2章 変わる韓国(なるか賄賂共和国からの脱出―「暗行御使」に揺らぐ韓国公務員社会;少子・高齢化も超ダイナミックに―軍人不足で外国人傭兵も?;キムチ輸入国に転落した韓国―新発想で「キムチ冷蔵庫」誕生;国内では「十六面楚歌」のサムスン―サムスン共和国の「光」と「影」)
第3章 儒教違反も「ケンチャナヨ」(中身より外観重視の韓国社会―美容整形で人生勝負;儒教国・韓国の離婚激増―アジア経済危機で意識変化か;買売春防止特別法で揺れる韓国―手口はどんどん多様に、地下産業化)
第4章 韓流の底流にあるもの(寂しき「キロギ父さん」の死―早期留学ブームが呼ぶ悲劇;韓流でも「爆弾酒」だけはご勘弁―世界第四位の酔っぱらい社会;朝鮮戦争をファンタジックに描いた映画「トンマクコル」―韓国の新世代の「対米・対北雰囲気」を反映)
著者等紹介
平井久志[ヒライヒサシ]
1952年香川県出身。75年早稲田大学法学部卒、共同通信社入社。83年韓国・延世大学に語学留学、89年から92年まで第1回のソウル特派員。92年韓国女性と結婚。95年から99年までソウル支局長として2度目のソウル勤務。99年1月から2003年1月まで北京特派員。2002年5月、脱北者一家の中国瀋陽・日本領事館への駆け込みを撮影、報道し2002年の日本新聞協会賞受賞。韓国・北朝鮮報道で2002年度の「ボーン・上田記念国際記者賞」を受賞。2003年1月からソウル支局長として3度目のソウル勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。