内容説明
主要な各国の情勢と技術動向を中心に、五年後を見る。韓国、台湾、中国、アメリカ、EU、ロシア、インド、ブラジルについて、その産業発展のありようを考察。技術は、情報、エネルギー、バイオテクノロジー、ナノテクノロジーについて考察。
目次
第1章 日本の家電景気は長く続くのか
第2章 韓国と台湾は日本の真の競争相手になるのか
第3章 中国は日本にとって脅威か、良き市場か
第4章 アメリカの産業は、バイオ・ナノテクで再生するか
第5章 エネルギー革命は企業に何をもたらすのか
第6章 EU統合の効果と拡大欧州の行方
第7章 巨大国インド・ロシア・ブラジルをどう見るか
終章 日本はこれから市場をどこに求めればよいか
著者等紹介
森谷正規[モリタニマサノリ]
放送大学教授、技術評論家。1935年生まれ。東京大学工学部船舶工学科卒業。日立造船、野村総合研究所、東京大学先端技術研究センター(客員教授)を経て、1994年から現職。現代技術論を専攻。著書は『日本・中国・韓国 産業技術比較』(東洋経済新報社/大平正芳記念賞受賞)など多数
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