内容説明
アメリカの好調は年央まで、その後は悪性インフレへ。100円突破、ドル暴落の背景に潜む経済の地殻変動を読み解く。
目次
第1章 株高・円高は本物か?
第2章 日本経済の真相を読み解く―デフレと悪性インフレの挟間で
第3章 財政崩壊の現実―しのびよる悪性インフレ
第4章 ドル暴落の恐怖―第二のプラザ合意はあるのか
第5章 金融不安を真正面から捉える―生活に密着した銀行、郵貯の現実を見る
第6章 リスク時代の資産防衛術―安全、有利な逃避先はない
終章 競争の「場」に立つ覚悟―あとがきにかえて
著者等紹介
高橋乗宣[タカハシジョウセン]
1940年広島県生まれ。70年東京教育大学(現筑波大学)大学院博士課程修了。大学講師を経て、73年株式会社三菱総合研究所に入社。主任研究員、主席研究員、研究理事、顧問等を歴任。2000年4月より明海大学経済学部教授に就任。三菱総合研究所ではマクロ経済問題全般をカバーし、入社以来、景気予測チームの主査を長くつとめた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。