内容説明
海軍兵学校第77期生の作家渡辺一雄が自ら11人の先輩、同期生を訪ねた。戦後日本人は大きな失くしものをしたのではないだろうか!これを言わずには死ねない―そのひとことを聞く。
目次
西島安則―沈勇の人
戸部隆吉―医道一筋
熊本水頼―靱い男
東山一郎―ゆとりという怠惰
山口透―生涯海軍生徒
海野忠―町に笑いを!
西本康男―死ぬな!
川上哲郎―リストラを叱る
田崎俊作―世界のタサキ
藤田英一―兜を焼く
三好達―穏やかな烈士
渡辺一雄―如何に狂風
著者等紹介
渡辺一雄[ワタナベカズオ]
1928年京都府生れ。45年4月より8月まで海軍兵学校舞鶴分校に入校、52年旧制大阪市立商科大学を卒業後、株式会社大丸入社。在職中より作家活動を始め77年『野望の椅子』で日本作家クラブ賞受賞。流通経済、リーダー論をテーマに企業小説やノンフィクションを執筆
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