内容説明
本書はアメリカとの対比により日本の現状の検証と将来の展望とを試みた。
目次
第1部 日本復活の鍵は内需拡大にあり(「黄金の一〇年」と「失われた一〇年」は政治システムの差か?;切っても切れない日米の相互依存関係 ほか)
第2部 冷戦終結がもたらしたパラダイム変化(一九八九年を起点に何が起こったか;冷戦構造の崩壊によるパラダイム変化 ほか)
第3部 こうすれば日本は再生する(アイデアを実現に移すのは政治のリーダーシップ;日本を再生するワンパッケージの政策提言 ほか)
著者等紹介
近藤剛[コンドウタケシ]
1941年東京都生まれ。64年早稲田大学政治経済学部卒業後、伊藤忠商事(株)入社。その後ロンドン駐在、本社産業電子機器部次長などを経て87年伊藤忠アメリカ会社副社長兼ワシントン事務所長になる。92年伊藤忠商事(株)政治経済研究所長、96年取締役、98年常務取締役などを歴任、現在、経済団体連合会特別顧問、日本経営者団体連盟特別参与。同じく経済同友会幹事、日本商工会議所「国際貿易政策研究会」座長。著書に『米国の通商戦略』(徳間書店)『主張するアメリカ 逡巡する日本』(三田出版会)など。訳書に『冷戦後の日米同盟』(徳間書店)がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。