なぜ金利が上がると債券は下がるのか? (増補改訂)

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  • サイズ A5判/ページ数 232p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784828308968
  • NDC分類 338.154
  • Cコード C0033

出版社内容情報

お待たせいたしました!経済・金融の入門書として人気を博した本書がついに増補改訂版として復活します!

世界経済を知るには債券の基礎知識が必須だが債券ってよくわからない。米国金利が上昇している今、債券の基本がゼロからわかる本。

内容説明

金利の動きがわかれば景気の良しあしが分かる!国際政治を読むには債券が必須!世界でいちばんやさしい債券の本。

目次

第1章 債券ってなに?
第2章 債券にはどんな種類がある?
第3章 債券のゆりかごから墓場まで
第4章 この程度は知っておきたい債券の投資尺度(初級)
第5章 そもそも金利はなぜ変動するの?
第6章 もう一歩進んだ債券の投資尺度を考える(中級)
第7章 この程度はマスターしておきたい金利のデータ
第8章 先物、オプション取引と言ってもそれほど難しくないよ!

著者等紹介

角川総一[カドカワソウイチ]
昭和24年、大阪生まれ。証券関係専門誌を経て、昭和60年、(株)金融データシステムを設立し代表取締役就任。わが国初の投信データベースを管理・運営。マクロ経済から個別金融商品までにわたる幅広い分野をカバーするスペシャリストとして、各種研修、講演、テレビ解説の他、FP等通信教育講座の講師としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kk

15
図書館本。金融関係の素養があまりない人を対象に、債権の「いろは」を語る一冊。そもそも債権とは何か、株とどう違うのかといったところから始まって、利回りの成り立ち、金利変動のメカニズム、各種指標の意味合い、投資尺度の考え方、さらには先物やオプション取引の仕組みなどを、サラッと簡潔な形で手ほどき。実務経験が皆無で新聞経済欄の読み方もろくに知らないkkのような者には、それなりに得るところがあったように感じられました。2023/03/27

多喜夢

5
基本は分かるのですが、応用はやっぱり難しい。計算式が出てくるとギブアップ。2023/02/19

kesu

2
債券に興味を持ったが仕組みを根本的に理解できているか不安だったためタイトルに惹かれて購入。結果、当たりで大変良書だと感じた。初学者を念頭にとことん分かりやすく伝える工夫がなされている。数学が苦手でも、挫折しないように配慮されており、特になぜ債券価格が上昇すれば利回りが下がるのか数式と直感的にわかる文章で何度も説明されておりよく理解できた。また、金利が経済に与える影響のパターンをフロー図を用いて説明されており、解説の文章と合わせて読む事で飲み込易いものだった。債券や金利の書籍では、現状最もおすすめである。2023/10/28

ダックだ

2
前半は、非常に「文系的」に債券を解説していたけれど、当然それだけでは浅く中身がなくページ数も少なくなってしまう。さらに踏み込んで書いていけば当然理論的な「数学的な」話をせざる負えないようになりそれが後半になる。全体としてはわかりやすくはなっていると思う。なるべく計算式もシンプルにわかりやすく書いてあるので初学者用としてよいかも。ただ、計算通りにいかないのが相場という現実。計算だけで考えれば合理的なのになぜかそうならないのが不思議であり人間なのだろう。2023/10/21

ゼロ投資大学

2
「債権」と「金利」について勉強したいと思っていても、専用の書籍が見当たらないという場合にピッタリの本である。債権と金利は経済全体に与える影響力の大きさと比較して、個人に与える影響が判然としないため軽視されやすい。しかし、本書で債権と金利のメカニズムを知ることで、現在のマクロ経済のトレンドが把握しやすくなる。2021/08/06

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