出版社内容情報
日本は借金し放題?!驚愕の新理論の正体を知ろう!
賛成派・反対派 どちらにも肩入れしない、新理論の教科書
目次
1 MMTの定義(MMTとは何か;誰がMMTを提唱したか ほか)
2 なぜ、いま、MMTか(景気を支えることが主な目的;主要国の金融緩和による景気刺激 ほか)
3 これまでの理論との比較、違い(これまでの理論とどこが違う;財政政策には、本当に「規律」が必要か? ほか)
4 MMTの主な問題点は何か(MMTは万能薬ではない;中央銀行が国債を引き受けるとどうなる ほか)
5 わたしたちの生活への影響(一時的な効果は考えられる;長期的に続けられる政策ではないかもしれない ほか)
著者等紹介
真壁昭夫[マカベアキオ]
1953年神奈川県生。法政大学大学院政策創造研究科教授・多摩大学大学院客員教授・旭化成社外監査役。1976年一橋大学商学部卒業、1983年7月ロンドン大学経営学部大学院(修士)卒業。第一勧業銀行、信州大学経済学部大学院講師、内閣府経済動向分析チームメンバー、慶応大学理工学部講師、みずほ総合研究所調査本部主席研究員、立教大学経済学部会計ファイナンス学科講師、日本商工会議所政策委員会・学識委員、東証アカデミーフェロー、信州大学経済学部教授、FP協会評議委員、行動経済学会理事などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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つきかげ🌙
15
れいわ新選組の政策に興味があったので借りたが、難しそうなので脱落。
しょ~や
1
経済学はどうも皆好き勝手言ってる感が拭えない。2020/03/07
だまし売りNo
1
MMTは国家には徴税権があるため、返済は可能と主張する。しかし、徴税権に制限を課すことはマグナ・カルタ以来の立憲主義の伝統である。国家が徴税権を無制限に行使することは国民の人権侵害である。結局のところ、国民から好きだけ奪えるから、国家が無制限に通貨を発行できるという主張になる。魔法の壺や打ち出の小槌は存在しない。2019/08/04
も、な、
0
mmt(への反論)が簡潔にまとめられている。話の脱線が多くてmmtと関係のない話が多い印象。結局、財政の持続性大事、借金は返すモノ、ということが論拠になっているが、mmt論者はそれを気にしなくて良いと言っているのではないかと思うと、議論は平行線になってしまっている。2021/08/09
叔嗣(しゅくし)
0
経済用語が分からない素人の自分には少しわかりにくい部分もあったけれど、わりかし理解しやすい内容だった。MMTは今の日本だからこそ受け入れられる土壌なのだろうけど、円の価値や信用が下がった時や技術産業が衰退したときは無理が生じるし、政府が金融経済政策を状況に応じて有効な政策を行っているという前提が必要なのは理解できた。2021/06/25