フィデューシャリー・デューティー―顧客本位の業務運営とは何か

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フィデューシャリー・デューティー―顧客本位の業務運営とは何か

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  • サイズ B6判/ページ数 195p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784828306407
  • NDC分類 338.5
  • Cコード C2034

出版社内容情報

金融庁が確立と定着を目指すフィデュ―シャリー・デューティーは全ての金融機関の行動原則。その真意、何を実践すべきか等を詳解。

第1章 なぜ、フィデューシャリー・デューティーが必要なのか

ルール遵守と「顧客のBest interest」

ルール遵守にも限界がある?

自己の利益を図らないことと合理的報酬

第三者の利益を図らないことと系列重視

忠実義務とフィデューシャリー・デューティー

フィデューシャリー・デューティーとベストを尽くす義務 他

第2章 フィデューシャリー宣言を公表した金融機関各社の動向

フィデューシャリー宣言とは

「フィデューシャリー宣言」の3要素

偽りの「フィデューシャリー宣言」の排除

HCアセットマネジメントの「フィデューシャリー宣言」

フィデューシャリー宣言の遵守状況の振り返り

金融庁の規制強化の一環ではない

フィデューシャリー宣言を公表した各社

みずほのフィデューシャリー・デューティーに関する取組方針 他

第3章 金融庁の歴史的な方針転換

フィデューシャリー・デューティーの長く広い射程

規制から自律的改革支援への転換

フィデューシャリー・デューティーは金融の全分野に適用

フィデューシャリー・デューティーを厳格な規範にする仕組み 他

第4章 テーマ別に見た顧客の利益を最優先する取組み

? 投資信託(資産運用関連業務)

「金融・資本市場活性化に向けての提言」における投資信託

日本の投資信託の構造の特徴

投資信託の販売会社のフィデューシャリー・デューティー 他

? 確定拠出年金等(資産運用・管理業務)

受託者としての資産運用の担い手

企業年金基金・投資運用業者等の責任

資産運用の担い手として、何をなすべきか 他

? 保険販売・融資業務

? 信託業と投資運用業の責任の境界線

責任の明確な線引き

第5章 さらに深くフィデューシャリー・デューティーを知るために

プリンシプルとしてのフィデューシャリー・デューティー

理念としてのフィデューシャリー・デューティー

トラスト(信託)の本旨

受託者が負うべき義務と、委託者をも拘束する独立性

忠実義務と報酬

利益相反取引

競合行為 他

第6章 これからの課題と展望

「フィデューシャリー宣言」の普及拡大

「フィデューシャリー宣言」の高度化

地域金融機関の「コミットメント宣言」

2016事務年度金融行政方針

森金融庁長官の熱い思いに応える 他

森本 紀行[]

目次

第1章 なぜ、フィデューシャリー・デューティーが必要なのか
第2章 フィデューシャリー宣言を公表した金融機関各社の動向
第3章 金融庁の歴史的な方針転換
第4章 テーマ別に見た顧客の利益を最優先する取組み
第5章 さらに深くフィデューシャリー・デューティーを知るために
第6章 これからの課題と展望

著者等紹介

森本紀行[モリモトノリユキ]
東京大学文学部哲学科卒業。1981年三井生命保険入社。1990年当時のワイアットへ入社し、日本初の企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を手がける。2002年、HCアセットマネジメントを設立。全世界の投資機会を発掘し、専門家に運用委託するという、新しいタイプの資産運用事業を展開している。同社サイトにて自らが執筆するコラム「森本紀行はこう見る」でも活躍中。フィデューシャリー・デューティー問題では、その重要性を早くから主張し続けてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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KAZOO

85
最近はフィデューシャリーデューティということでかなり金融関連では盛り上がりを見せています。ただ私が思うには、なんかこの言葉だけが独り歩きしている感じがします。確かに顧客本位、ということは重要なのでしょうが、その根本にはあくまでその商品をあつかう企業の存続というものがあるはずです。それを抜きにした議論のような感じがしています。この本もわかりやすいのですが、森金融庁長官を賛美しているのが過ぎている気がします。2017/09/15

ゆるり

2
最近よく聞くようになったフィデューシャリーデューティ。顧客保護のためにも金融業界を縛ってきた「規制」であるが、規制を強化するほど、「規制を守ってればいいんでしょ?」となり、顧客の最大利益が置き去りにされてきた。むしろ、規則さえ守ればいいという解釈から金融業界を守る形で作用するようになっている。そのため、金融庁は規制によってではなく、金融機関の主体的な顧客本位の行動原理の構築を求めている。CSVのようなものを追求することが顧客保護ならびに企業の中長期的な成長につながっていく。 とても勉強になった。2018/03/25

Takateru Imazu

2
フィデューシャリー・デューティ顧客本位の業務運営とは何か 2016/12/20 著:森本 紀行 フィデューシャリー・デューティーは、規制ではない。それは、顧客の利益を第一に考えた金融機関の業務運営のプリンシプルである。 顧客の利益を第一に考えた業務運営というプリンシプルは、なにも、投資信託等の資産運用関連業務だけに当てはまるものではない。資産運用関連業務だけで、顧客の利益を第一に考えた業務運営が求められるというのいは、はなはだおかしなことである。このプリンシプルは、金融機関の全業務 2017/07/09

やまじろー

1
勉強になりました2017/02/18

Yuya Nishikawa

1
金融業界には、もう既に大きな波が流れて来ている。その大流に乗る為の、羅針盤としての役割を果たすのが本書であると思う。これからのシビアな情勢の下で、挑戦と失敗を経験していく「平成生まれの金融機関人」へのバイブルとなるであろう。2017/02/06

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