出版社内容情報
「薬学」は素晴らしい学問であり、「薬剤師」は社会で最も重要な医療職の一つである。
薬学を勉強する者、薬剤師は、知識や情報を得、「想像」したうえで、どう応用していくかを自分の頭で考え「創造」していくことが大切なのだ。
10年後、20年後の「医療」と「介護」を見据えよう。
薬剤師が、患者や生活者のみならず広くこの地球に過ごしているすべての人から、真に頼られる人材になることを期待する。
50年以上薬学教育の世界にいた著者が、大学学長ならではの目線で、薬学をテーマにしたモノづくり、大学教育、新しい薬剤師像などを俯瞰した。
内容説明
薬科大学・薬学部を卒業した薬剤師や技術者が、「想像して創造していく」ことにより、真に頼られる人材になることを祈念する。
目次
序章 私の故郷と大学時代
第1章 薬学教育のこと
第2章 一大学教員から見た「薬剤師」
第3章 薬学とモノづくり
第4章 大学教育について
第5章 研究について
第6章 人としての生き方
著者等紹介
杉林堅次[スギバヤシケンジ]
城西国際大学学長・教授、城西大学特任教授。1951年生まれ、滋賀県出身。富山大学大学院薬学研究科薬学専攻(修士課程)修了(薬学博士)。城西大学薬学部助手、講師、助教授を経て、平成10年城西大学薬学部教授。城西大学薬学部長・薬学研究科長、城西大学・城西国際大学副学長を経て現職。薬や機能性化粧品成分の経皮吸収・製剤化研究に没頭。日本薬剤学会会長、日本香粧品学会副理事長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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