内容説明
プロジェクト成功のために本気で心血を注いだことのあるビジネスパーソンには、語るべきプロジェクトがある。21人の実例と教訓はPMの真髄を明かにしてくれる。
目次
情報技術(IT)(初ものにリスクはつきもの―運命の分かれ目となった旭南プロジェクト(冨永章・PMラボラトリー)
破綻プロジェクトにどう対処するか―金融機関X「基幹システム構築プロジェクト」(後藤年成・マネジメントソリューションズ) ほか)
エンジニアリング・建設(サバンナを駆ける、全速力で!―東アフリカに日章旗を打ち立てる(山口敏治・日商岩井(現・双日))
男のロマンを満たしてくれた私の会心のプロジェクト―大規模LNGプロジェクト(石倉政幸・千代田化工建設) ほか)
製品開発(新技術をどうお客様に理解してもらうか―魔法の技術「冗長方式」を採用した64キロビットDRAMの開発(馬場文雄・富士通VLSI)
三遊間を埋めよ―社長をリーダーとする改革プロジェクト(池田修一・富士ゼロックス) ほか)
業務改革・新サービス(日本に学び日本を超えろ―ジャパン・フォーカス・プログラム(三浦力恵・トライパワーコンサルティング)
プロジェクトは人間力―雑誌リニューアルプロジェクト(小松倫子・編集者) ほか)
番外編(出版プロジェクト『坂の上の雲』に学ぶ勝てるマネジメント(津曲公二・ロゴ)
「アラ還プログラム」―世界5大陸マラソン完走プロジェクト(アフリカ編)(中憲治・プラネット))
著者等紹介
中嶋秀隆[ナカジマヒデタカ]
プラネット(株)代表取締役。京セラ(海外営業)、インテル(国際購買部マネジャー、法務部長、人事部長)など、日米の有力企業に約20年間勤務。後にプラネット(株)を設立しPM研修を軸に独立。現在、日本およびアジアのビジネスパーソンを対象に、プロジェクトマネジメント技法の研修、コンサルティングを行っている。慶応大学非常勤講師、中京大学客員教授。PMP
鈴木安而[スズキヤスジ]
PMアソシエイツ(株)代表取締役。1970年日本IBM(株)入社。技術企画部長、技術研修部長を歴任。1995年アドビシステムズ(株)に入社し、アジアパシフィック・ジャパン・サービス・サポート担当ディレクターとしてプロジェクトを推進。2006年PMアソシエイツ(株)を設立、プロジェクトマネジメントおよびリーダーシップに関する社員教育とコンサルテーションを行う。PMP
伊熊昭等[イクマアキラ]
(株)日立インフォメーションアカデミー上席インストラクタ。1973年(株)日立製作所入社。主にオーディオ部門で製品開発・設計に従事。世界初の「CDプレーヤー製品化プロジェクト」に携わるほか、業務用大型映像システム、情報システムのSE等を担当。2000年からPMOにて大規模プロジェクトの支援業務とPM育成に従事。現在、(株)日立インフォメーションアカデミーにおいてPMPの育成等に従事し、合格者数3,000名以上を輩出。PMP(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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