目次
第1部 切合能の展開(武士の合戦を描く能の問題点;応永年間の義経伝承の能―『応永三十四年演能番組』掲載の「忠信」をめぐって;応永年間の曾我物の能―「伏木曾我」の位置 ほか)
第2部 能における長刀の意義とその変遷(能と長刀;能における長刀の「風流性」―長刀と多武峰様具足能との関係を基点に;長刀を持つ知盛の成立―「碇潜」「船弁慶」をめぐる試論 ほか)
第3部 能と中世文芸(能と諸芸能との関わり;敵討物としての「放下僧」;「花月」の「春の遊び」 ほか)
著者等紹介
伊海孝充[イカイタカミツ]
1972年生まれ。法政大学文学部日本文学科卒業、同大学院人文科学研究科日本文学専攻博士後期課程単位取得満期退学。法政大学能学研究所兼任所員、同研究所特別研究員等を経て、法政大学文学部専任講師。2007年、法政大学より博士(文学)の学位を取得。専攻は能楽・日本中世文学。能の作品研究・資料研究が中心テーマ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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