内容説明
著者は、保健室で関わる数多くの子どもの日常性と心身同一性を通して生み出した、子どものこころに寄りそうT・T(ティーム・ティーチング)で行う、「健康なこころ」を育てるプログラムを開発した。それが本書の内容になっている「こころの学習」である。本書では、できるかぎり日頃の子ども達の誰もが共有する生活上での出来事を教材化し、その体験活動とその振り返りから、自他のこころの気づきや動きとはたらきが自覚(内在化)されるよう工夫を凝らしたつもりである。そのために仲間と関わり、いかに触れ合うかを重視している。
目次
1 本授業実践集の7大特色
2 第1時限 「心」さがし
3 第2時限 「ほめほめフレンドを探せ」
4 第3時限 「生きる心とゆれる心」
5 第4時限 「友達っていいな」
6 第5時限 「心のおにぎりパワー」
著者等紹介
古角好美[コカドヨシミ]
関西女子短期大学、仏教大学卒業。現在、大阪市立桃陽小学校養護教諭として執務。大阪教育大学大学院健康科学専攻科目等履修生
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