内容説明
題名の「おいない」は、京都弁で「おいで」という意味。このエッセイ集によって、本での京都旅行が出来ますようにという願いを込めました。本書では京都エッセイの他に、日常や執筆のエッセイ、ネット投稿の作品を大幅改稿した健康エッセイ等も収録しております。本書を読まれた後、日常生活がちょっとだけ楽しくなったり、健康について考えたり、京都に行きたいと思って頂ければ幸いです。それでは、どうぞお楽しみ下さいませ!
目次
1 京都つれづれ(京都は人を日本人にする;喫茶店とショットバーの魅力 ほか)
2 日々つれづれ(夢を追いかけて、全てが変わる;下へ下へと根を伸ばせ ほか)
3 物書きの部屋(ある小説家のむき出しの苦悩;著作の思い出 ほか)
4 トイレクイーン伝説―頻尿に悩む、全ての人へ。健康を愛する全ての人へ(まだ知らなかった恐怖;異変―すいません、お手洗い行ってきます ほか)
著者等紹介
天花寺さやか[テンゲイジサヤカ]
作家。京都市生まれ。小説投稿サイト「エブリスタ」で発表した作品が話題になり、「京都府警あやかし課の事件簿」で作家デビュー。同書で第7回京都本大賞受賞(2019年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なにがし
1
作家さんのエッセイって面白いと思う。どんな先生がどんな環境の元でこの作品を世に生み出したのだろうかと裏話が見られるのはとても楽しい。今作もいろんなきっかけ話が散りばめられていて、これから読み進めるストーリーの中でも思い出してくすっとできる部分があるはず。訪れるたび、人と出会うたびに印象は変わるもののずいぶんわたしも『京都』という街や人に良くも悪くも間違った印象を持っていたため、京都出身の先生から見た『京都』を知れるのは楽しかった。街も好き、人も魅力的。ますます京都が好きになれた気がする。(いや、大好き♡)2022/07/31
ハニワ
0
京都好きを共感できる、京都出身作家さんのエッセイ。ああ、京都へ行きたい。って、思わせてくれますね!2025/02/16