内容説明
幼子は豆腐のごとく心も体も傷つきやすい。両親の手のひらの中で手間暇かけてじっくりと支えつつ待ちましょう。教育は引っ張り上げることではありません。
目次
第1章 豆腐の思い出(母の手のひらの豆腐;なぜ大豆は「大きな豆」と書くの ほか)
第2章 豆腐に学ぶ人間関係(なべ料理はコミュニケーションの原点;荻原井泉水『豆腐』 ほか)
第3章 家庭の役割(「教育なべ」を食べよう;親は忍耐し子どもを見守ろう ほか)
第4章 スロー・エデュケーションのすすめ(三つ子の魂百まで;デジタル思考とアナログ思考の融和 ほか)
著者等紹介
五十嵐正[イガラシタダシ]
1943年山形県鶴岡市に生まれる。1962年山形県立鶴岡工業高校卒業後、東京芝浦電気(株)に入社するも教師への夢捨てがたく、1964年東京工業大学工業教員養成所に入学。1967年岩手県立盛岡工業高校教諭に着任。1994年岩手県教育委員会・指導主事等を経て、県立前沢高校校長。1995年県教育委員会にて指導課長、県立学校課長、教育次長を経て2001年県立総合教育センター所長。2002年岩手県教育委員会教育長。2003年(財)岩手県スポーツ振興事業団理事長を経て岩手大学付属幼稚園評議委員、並びに、私立岩手女子高等学校校長として再び生徒の指導に情熱を傾ける
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