内容説明
子供は託児所まかせ学校まかせ。箸が使えない。オッパイを飲ませない母親。世界を旅して日本史を知らない。外来語の氾濫で日本語が通じない。薬づけ食品に外食生活。伝統文化が泣いている。
目次
母心に帰れ―心のふるさとを求めて(母心に帰れ;母のぬくもり;子供の後に母がいる;母の道;女は守り;女は好かれるがよし;血統;生命の神秘;男女の感覚;針と糸の教訓;大家族)
わが人生に悔いなし―師と友を求めて(わが人生に悔いなし;人生は旅;故郷;浮世の橋;世間のめし;14歳の旅立ち;失明;師を求めて;わが人生山河)
人生に四季あり―日本人として目覚めるために(人生に四季あり;「蔵」;「修」;「息」;「遊」;坐る;稽古照今;手本)
肚と体をつくる―母が伝えた日本人の知恵(心を養い肚を練る;頭と肚;究める;顔;耳;足;肛門;膣;生体電流;頭寒足熱;九の不思議)
母なる文化を求めて―日本のすばらしさを守るために(日本の文化はすばらしい;日本人の食べ物;日本の言葉;日本の住宅;一茶と日本の自然観;日本の先生とおかあさん)