角川SSC新書
藤沢周平の言葉―ひとの心にそっとよりそう

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 228p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784827550726
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0295

出版社内容情報

藤沢周平の作品中の言葉をたっぷり引用しながら、作家の人生と表現世界を余すところなく紹介する。生きづらい時代に心に響く「微光のごとき言葉」が満載。
○闇と微光―作家の原風景
○乳のごとき故郷―作家の自然
○苦しみと悲しみの交感―作家の誕生
○人のにぎわいに親しむー市井もの
○ユーモアとストーリーの誕生―浪人もの
○いくつもの「友情」―武家もの
○強者をわらうー武家もの

内容説明

藤沢周平の作品には、逆境を生きる者にそっとよりそう言葉があふれる。おなじみの『蝉しぐれ』や『用心棒日月抄』などの時代小説から佳品のエッセイまで、印象的な言葉をあますところなく引用して、作家の生活史と豊かな表現世界をより広く、より深く紹介する。生きづらい時代の今こそ、「微光のごとき藤沢周平の言葉」が求められている。本書をひもとけば、すでに読んだ作品は何度でも読みたくなり、未読の作品は読みたくなること、間違いなし。「感動する力」を本書で養おう。

目次

はじめに―人にそっとよりそう言葉へ
第1章 闇と微光―作家の原風景
第2章 乳のごとき故郷―作家の自然
第3章 苦しみと悲しみの交感―作家の誕生
第4章 人のにぎわいに親しむ―市井もの
第5章 ユーモアとストーリーの誕生―浪人もの
第6章 いくつもの「友情」―武家もの
第7章 強者を嗤う―武家もの
第8章 「嫌い」づくし―作家の日常
第9章 しんぼうづよく生きる―晩年もの
おわりに―藤沢周平にとって時代小説とはなんであったか

著者等紹介

高橋敏夫[タカハシトシオ]
1952年、香川県生まれ。文芸評論家。早稲田大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、早稲田大学文学部・大学院教授。専門は近現代日本文学。学生時代から文芸評論家として注目を集める。文学にとどまらず、演劇、思想、マンガ、映画などを通し、現在の文化を横断する批評を続けている。2002年、『藤沢周平―負を生きる物語』(集英社新書)で第15回尾崎秀樹記念・大衆文学研究賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

私的読書メモ3328

1
典型的なダメ評論家の身勝手な自慰としか。質や内容を差し置いても、相当に藤沢周平のファンかつ手元に引用の本が無いと厳しいだろう構成という時点からしてどうしようもないです。2022/01/08

tachi888

0
一言ひとことが、思い浮かぶ~ああ~あの時の、と読み返す。2013/09/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/502668
  • ご注意事項

最近チェックした商品