内容説明
この本は、書けない漢字が語呂合わせで書けるようになる本である。今まで何十回となく書き写しても書けなかった難しい漢字が、たった一度で、しかも面白いくらい簡単に「一生」覚え続けられるという、驚愕の掘り出し物的な本である。流行歌のフレーズが耳に残るように、印象的な語呂の流れが字形を自然に脳に刻み込んでくれるのだ。
目次
第1章 さらりと書けたらかっこいい漢字(鬱;薀蓄;顰蹙;懺悔;痙攣;颯爽;滑稽;俯瞰;燦燦;薔薇;檸檬;林檎;葡萄;蜜柑;藁;葱;蜥蜴;蜘蛛;牡蛎;鼠;繭;麒麟;鰐;駱駝)
第2章 読めるけどなかなか書けない漢字(杜撰;淘汰;捏造;乖離;嫉妬;慟哭;嗚咽;瞑想;咄嗟;奢る;憑依;軟膏;醤油;山葵;蒲鉾;喉;髭;膚;皺;脊髄;堰;窯;蛇;蟹;鴬;燕;鳳凰;贅沢;放蕩;絨緞;琥珀;石鹸)
第3章 大人の常識として書きたい漢字(挨拶;躾;懸命;壱萬;自粛;癒す;真摯;監督;約款;謄本;窃盗;癌;隙;奔走;静謐;箔;流暢;甥;山鹿;罵倒;海苔;鰻;鶏;鷹)
著者等紹介
根本浩[ネモトヒロシ]
1973年2月25日生まれ、茨城県出身。明治大学文学部卒業後、高校教師に。現在は文筆家としても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわん
11
2009年1月の本。年齢のためか小さい字が読みにくい。本書で取り上げる超難解漢字は画数が多く、実際の形がわからなかった。一文字三センチ×三センチくらいでちょうどよい。まぁ、大きいフォントで印刷すればよいのだか。語呂は…年号と同じで私には合わない。2019/10/06
BIDDULPH
4
実にくだらない駄洒落と無理のあるこじつけのオンパレードだが、こんなことででも覚えることができればという気持ちで我慢しながら読了。ストーリーと漢字が結びつかないものは、やはり直後でも書けないことが分かったが、おかげで半分くらいはマスターした。2011/06/25
φ
3
馬鹿だからまず語呂合わせの文が覚えられず、覚えていてもそこからキモい漢字を創作してしまう...。 「車に非をつけて輩よ!」(©B.B.joker)くらいのインパクトが無いと覚えられない...「書けない漢字が書けるようになる四コマ」とかないだろうか。2016/09/28
エジソン佐藤
2
とても、面白かった、漢字の語呂合わせとはね。いいアイディアだが、やや無理なものもあった。これを参考に、自作するのが一番だね。2014/07/20
伊達酔狂
2
★★★★★2014/05/29