角川SSC新書
脳番地を鍛える―潜在能力を引き出すトレーニング

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  • サイズ 新書判/ページ数 173p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784827550528
  • NDC分類 498.39
  • Cコード C0295

内容説明

脳番地とは脳の「部位」と「機能」を同時に表わす概念で、人間の脳は働きの異なる120の脳番地から構成されている。そして、成長し育っている脳番地と未熟な脳番地があることで、人には得意不得意が生じている。できるだけ多くの脳番地を成長させることが私たちの人生の課題であり、脳番地の成長段階はその人の「個性」として脳の形に刻まれ、MRIによって確認できる。胎児から100歳超の長寿者まで1万人以上の脳のMRI画像の分析鑑定を行ってきた著者が、潜在能力を引き出すためにより効果的な「脳番地トレーニング」を紹介する。

目次

第1章 脳は番地ごとに成長する
第2章 MRIで脳内の地図を見る
第3章 優れた運動系脳番地の育て方
第4章 真実を見逃さない視覚系脳番地の使い方
第5章 聴覚系・言語系脳番地を育て、使いこなす
第6章 脳番地トレーニング

著者等紹介

加藤俊徳[カトウトシノリ]
1961年、新潟県生まれ。医学博士。「脳の学校」代表。MRI脳画像診断の第一人者。昭和大学医学部、同医学部大学院卒。91年国立精神神経センターにて世界で汎用されている脳機能を光計測するNIRS原理を発見。95年より米国ミネソタ大学放射線科MRI研究センターに研究員として在籍。MRI脳画像鑑定技術を磨き、胎児から100歳超の高齢者まで1万人以上の脳画像を分析。01年に脳酸素の使い方を見るCOE計測法を完成。帰国後06年にMRIを用いて脳の個性を鑑定する「脳の学校」を設立した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

morinokazedayori

19
★★★★★動く、記憶する、知覚するなど、人間の全ての行為はそれを司る脳番地の働きによるものだ。1つのことを深めるとその脳番地は強化され、新しいことをすると別の脳番地が成長する。生きている限り脳は成長するので、深く広くバランスよく脳を鍛えることで、能力が増し、人として大成できるという。苦手なことも、脳トレだと思って取り組んでみようと思った。2020/01/12

anco

12
脳は部位(脳番地)ごとに異なる機能を持っており、特定の部位を意識して使うことで少しずつ強化することができるということがMRU脳画像なども用いて説明されていました。強化方法に関しては、後に出版された「脳の強化書」の方に具体的にたくさん書かれていたように思います。2016/11/14

シラヌイ

2
頭は使えば使うほど良くなる、というのがよくわかった。刺激を、刺激を!!2009/04/16

charuko

2
脳の部位を機能ごとに分別して「脳番地」とし、それぞれのトレーニング法を説いた本。脳にはその世代なりの旬があり、死ぬまで成長できるという主張には、勇気付けられますね。2008/11/19

アキ

1
ボケないようにという消極的な脳トレではなく、脳を大きく育てるという姿勢がいいなと思った。各年代で違った脳の成長ができると聞けば新しいことをやってみたくなる。2014/05/21

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