内容説明
脳番地とは脳の「部位」と「機能」を同時に表わす概念で、人間の脳は働きの異なる120の脳番地から構成されている。そして、成長し育っている脳番地と未熟な脳番地があることで、人には得意不得意が生じている。できるだけ多くの脳番地を成長させることが私たちの人生の課題であり、脳番地の成長段階はその人の「個性」として脳の形に刻まれ、MRIによって確認できる。胎児から100歳超の長寿者まで1万人以上の脳のMRI画像の分析鑑定を行ってきた著者が、潜在能力を引き出すためにより効果的な「脳番地トレーニング」を紹介する。
目次
第1章 脳は番地ごとに成長する
第2章 MRIで脳内の地図を見る
第3章 優れた運動系脳番地の育て方
第4章 真実を見逃さない視覚系脳番地の使い方
第5章 聴覚系・言語系脳番地を育て、使いこなす
第6章 脳番地トレーニング
著者等紹介
加藤俊徳[カトウトシノリ]
1961年、新潟県生まれ。医学博士。「脳の学校」代表。MRI脳画像診断の第一人者。昭和大学医学部、同医学部大学院卒。91年国立精神神経センターにて世界で汎用されている脳機能を光計測するNIRS原理を発見。95年より米国ミネソタ大学放射線科MRI研究センターに研究員として在籍。MRI脳画像鑑定技術を磨き、胎児から100歳超の高齢者まで1万人以上の脳画像を分析。01年に脳酸素の使い方を見るCOE計測法を完成。帰国後06年にMRIを用いて脳の個性を鑑定する「脳の学校」を設立した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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