内容説明
千年を超えて読み継がれてきた兵法書の古典『孫子』。書かれているのは、戦いに勝つための原理原則である。そのノウハウは武器による戦争だけではなく、現代社会での人間関係、ビジネス、そして人生を生きていくことにも応用可能な実践的な思想となっている。「組織をどう動かすか」「交渉力と洞察力をどう磨くか」「不利な立場のときはどうすべきか」など、本書では『孫子』を軸に、『呉子』『尉繚子』などの兵法書、そして『論語』『三国志』などの古典を材料に、その知恵を探る。
目次
戦わずして勝つ―外交交渉と謀略活動に力を入れよ
勝算なきは戦うなかれ―無理な戦いは避けるのが鉄則
彼を知り己を知る―先哲の教えに学んで洞察力を磨け
心を攻める―永続的な勝利を得るために
兵の形は水に象る―柔軟性、謙虚さ、力強さに学べ
主導権を握り勢いに乗って攻めよ―有利に戦うために注意すべきこと
「急がば回れ」も有効な作戦である―無理攻めはするな
敵の判断を惑わし混乱につけこめ―劣勢のなかでも勝機を見出す法
死中に活を求める―綿密な計算を忘れるな
柔軟な発想で対処せよ―人生のさまざまな場で活用できる駆け引き
部下を使いこなす―とことん信頼し、長所を発揮させよ
厳と寛の組織管理をめざせ―信賞必罰と温情主義を使い分けよ
著者等紹介
守屋洋[モリヤヒロシ]
1932年、宮城県生まれ。1960年、東京都立大学中国文学科修士課程修了。その後、現在まで中国文学者として著述、講演などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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