角川SSC新書<br> 時計じかけのハリウッド映画―脚本に隠された黄金法則を探る

角川SSC新書
時計じかけのハリウッド映画―脚本に隠された黄金法則を探る

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  • サイズ 新書判/ページ数 175p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784827550306
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0295

内容説明

開始から終了まで、何分で何が起きて、どんな展開になるのか…。実はハリウッド映画の進行は、ほぼ全て決まっている。コメディからアクション、サスペンスに至るまで、ジャンルを問わず、一定の法則が当てはまるのだ。これは、ハリウッド映画が歴史を経て巨大産業へと発展する過程でつかんだ黄金の法則といっていい。緻密に計算された設計図が、ハリウッド映画の脚本の中には隠されているのである。脚本の構造が分かるようになれば、映画鑑賞は10倍楽しくなる。

目次

第1章 ハリウッド映画のタイムテーブル
第2章 テーマとキャラクター設定
第3章 ハリウッド・スタイルの確立
第4章 日本映画はいかに翻訳されたか
第5章 傑作?駄作?フォーマット崩しのリスク
第6章 映画産業とアカデミー賞
第7章 脚本家というアメリカンドリーム

著者等紹介

芦刈いづみ[アシカリイズミ]
広島大学卒業後渡米。カリフォルニア州立大学ノースリッジ校映画学部大学院脚本学科修了。帰国後、アメリカ関連の紹介記事等を執筆

飯富崇生[イイトミタカユキ]
高校卒業後渡米。カリフォルニア州立大学ノースリッジ校映画学部映画製作学科卒業。ハリウッド映画のフィルム現像技術を自然写真に応用したオリジナルの「ネイチャーアートフォト」を確立。総合写真展大賞、朝日新聞社広告局長賞、ミノルタ賞等を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ようはん

15
映画を大体2時間だとするとハリウッド映画の場合は時間ごとにストーリーのターニングポイントを決めている黄金法則がある(型破りにした作品もある)。確かにこれまで見たハリウッド映画を思いだしても当てはまる作品は多いが、邦画等にも通じる話ではある。後半はハリウッドの脚本業界に触れているが、脚本が採用される事の困難振りなど複雑な世界である。 2023/12/30

ピク

3
映画の中で消化栓の色がシルバーじゃないビバリーヒルズ(撮影料バカ高い)は、看板だけビバリーヒルズで撮って他はサンタモニカやハリウッドで撮ってる。ちぃ覚えた。2014/08/09

すいみん

2
1,2章でハリウッド映画のセオリーの紹介、後は脚本についての雑談。ふんわり映画の構造を知るにはいいかなと。文中で米における脚本の聖書に言及されるので、気になればそちらをみるといいかなと。最近映画見てないですし、これを機に、本の内容を念頭に置いて見てみようかなと2016/06/29

さとう

2
「ヨーロッパにはアートフィルムと呼ばれるジャンルがある。アバンギャルドな映像で、深層心理を追求するような、いわばピカソやシャガールの作品のような映画だ。」てどうなん。軽い気持ちで流し読みするにしてもちょっと薄すぎか。2014/01/26

getsuki

1
ハリウッド映画の脚本について、実際の映画を分析しているのだが、日本版リングとハリウッド版リングの比較が面白かった。2014/05/21

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