内容説明
70歳になった今も、レギュラーツアーに出場し続ける杉原輝雄。いかにプロゴルファーの選手寿命が長いとはいえ、この年齢は過去に例を見ない。98年に前立腺がんを患ってからは、「闘病」と「年齢」と戦いながら、ティグラウンドに立ち続けている。それを可能にしているのは、年齢なりの「体」の鍛え方を探し当て、「心」の丈夫を保つための信念をもっているからにほかならない。いかにして、杉原は自らを律しているのか。そのすべてを公開する。
目次
第1章 70歳の現役プレーヤー
第2章 心の健康
第3章 体の健康
第4章 加圧トレーニング歴10年の成果
第5章 生涯の仕事
第6章 社会の健康
第7章 最後の勝者
著者等紹介
杉原輝雄[スギハラテルオ]
1937年6月14日生まれ、大阪府出身。中学校を卒業後、茨木カンツリー倶楽部(大阪)で修業し、57年プロ入り。初勝利は62年の日本オープンだった。以降、日本ツアー通算53勝、海外1勝(69年香港オープン)。シニアツアー6勝、ゴールドシニア1勝。98年に前立腺がんであることを公表してからも、現役にこだわり、70歳代に突入した今もレギュラーツアーに出場し続けている。2006年つるやオープンでの予選通過は、68歳10カ月7日の世界最高齢での記録となった。ヒグチ歯科グループ所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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