角川SSC新書
自民党の終焉―民主党が政権をとる日

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784827550016
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0295

内容説明

2007年7月29日の参議院選挙で、自民・公明連立政権は歴史的な大敗を喫した。内閣改造後も政治家のスキャンダルが相次ぐなか、安倍首相は臨時国会開会中に政権を投げ出し、辞任へ―。混迷する政局のなか、民主党は、衆議院の解散総選挙、政権獲得をめざして対決姿勢をますます強める。民主党が政権をとることで日本の政治はどう変わるのか?自民党政治はなぜここまで腐敗したのか?政権交代に向けてカウントダウンを始めた激動の政治情勢を斬る。

目次

日本政治激動の予兆―政権交代の条件が整った
「自公」から「自公VS民主」時代へ―「二大政党制への道が開いた」
否定された小泉構造改革路線
小泉政治の“興隆”と“破綻”を振り返る
小沢と安倍、どちらの訴えが国民に届いたのか
与野党の財源論争を検証する!
民主党・国民新党の共闘で小泉構造改革路線に決別を!
外交なき国の外交論争―従米国家からの脱却
政治をここまでダメにした世襲議員たち―自民党長期政権の弊害
民主主義を忘れた自公時代錯誤内閣に起死回生の妙薬はない!
自公支配から脱却した参議院が本来の使命を取り戻す
民主党政権の可能性はホンモノか?
命運尽きたり!自公連立政権
小沢民主党の「中道保守主義」を解き明かす
憲法第9条改正をめぐる政治情勢の変化
従軍慰安婦発言で歴史認識の甘さを露呈した安倍前首相
「民主党に政権を任せられるのか?」を検証す
2007年8月15日、戦後62年を振り返りつつ、いまを考える

著者等紹介

森田実[モリタミノル]
1932年静岡県伊東市生まれ。東京大学工学部卒業。日本評論社出版部長、『経済セミナー』編集長などを経て、1973年から政治評論家として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちくわん

6
2007年10月の本。2年後に民主党政権発足。しかし、震災・原発、力不足を露呈して、自民党が復権。森田氏の小沢一郎賛美が凄すぎる。自民党は宇宙人に乗っ取られたかのごとく。婚姻による「閨閥」という上流社会。選挙区が全国区、中選挙区、小選挙区とルールが変われば、結果も変わる。それにしても森田氏、偏りすぎ。2019/06/15

Naota_t

1
★3.2 著者は、あまりにもわかりやすいくらい自民党(安倍、小泉)を批判している(民主党(小沢)は大絶賛)。ちょっとくらい褒めるというか肯定してもいいんじゃないかと思うが。アンチ朝日新聞(読売は好き)だし、色々とわかりやすい。あとがきにもあるように、著者の戦争体験が的になっているのかな?とも思いつつ。最近、泥沼化して存在感が薄い民進党。消去法でも選ぶ政権がなくなりつつあるように思う。2017/12/03

ポンポコ

1
この本の編集者は大丈夫だろうか。同じような内容の文が繰り返し出てきて読むのが苦痛。ひどい本。しかし、この手の、その時点での政治状況について書いた本はちょっと前のものでも、当時の空気感を反映していて面白い。90年代の政治評論とかも面白いかも。民主党に過度に期待しすぎている森田氏。いまとなってはちょっと…2010/06/06

ken

0
極反右の意見といった感じ。事実これからの民主党政権の政策担当の是非に関して世論が疑問符を打ち始めている中でこのような民主党進行が以下に受け止められるだろうか。次の衆院選が政治史において大きなターニングポイントになるのは間違いない。2009/10/24

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