出版社内容情報
近代日本の文学と詩歌の流れを、著者独自の文学史観に基づき、新見を随所におり込み描いた、初の“辞典”風文学史。学生を初め、愛好家に贈る最良の入門書。<目次>1近代文学の流れ(明治文学・大正文学・昭和文学・戦後文学) 2近代詩歌の流れ はなわ新書43
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あや
1
面白かった。便覧の編纂者として知っていた人だったから期待はしていたけど、それよりももっとよくて満足。結構明治や大正に重きを置かれている。太宰さんの話があまり書いていないのが意外だった。2017/05/19
G.D
0
題の通り、日本における近代文学を追った一冊。雑誌をメルクマールとし、多くの著者に言及している。 自分が直接見れなかった近代の文学の変化を丁寧に追ってくれているが、やはりどうしても個人への言及は薄くなってしまい、流れを見るに止まってしまっている。 この本一冊で近代文学を網羅するというよりも、これを読んで気になった著者の本にあたる、或いはこの本に沿って各著者の本を順に読んでいくといった使い方が良いのかもしれない。2017/11/01
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